特許
J-GLOBAL ID:200903025382059571

白血球濾過のための濾過媒体および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤岡 迪夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517613
公開番号(公開出願番号):特表平8-509991
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】白血球を除去するためのフィルター装置(16)が開示される。フィルターパッドアセンブリ(20)を包囲する外側ハウジング(18)は可撓性プラスチック材料の2枚のシート(44,46)を含んでいる。フィルター装置(16)は入口および出口として接線方向側部ポート(36,38)を含んでいる。フィルターパッドアセンブリ(20)は約6mmより大きくないが約10mm以下の全体厚みを有する非連続層(40)を含んでいる。各非連続層(40)はポリエステル繊維、ガラス繊維およびセルロースアセテート繊維の絡み合ったマトリックスを含む。マトリックスけは約0.23ミクロン以下の数平均繊維直径を持っている。
請求項(抜粋):
約6mmより大きいがしかし約10mm以下の全体厚みを有し、それらの周縁に沿って一体にシールされた非連続層を備えている血液懸濁液から白血球を除去するための濾過媒体であって、 各非連続層は約0.23ミクロン以下の数平均繊維直径を有する、ポリエステル繊維、ガラス繊維およびセルロースアセテート繊維のマトリックスを含み、 前記数平均繊維直径は、 (i)以下の式を用いてマトリックス中に存在する各繊維材料の長さを誘導し;〔式中: iは選んだ繊維(ポリエステル、ガラス繊維、およびセルロースアセテート小繊維)であり、 Liは選んだ繊維の長さ(cm)であり、 Qiは選んだ繊維の重量分率(小数、例えば10%=0.1のように表わした)であり、 πは3.1417であり、 diは選んだ繊維の直径(cm)であり、 ρiは選んだ繊維の密度(g/cm3)であり、さらに式中、セルロースアセテート小繊維の直径は以下の式に従って誘導され、 式中: dはセルロースアセテート小繊維の直径(cm,またはミクロンに1000を掛けたcm)であり、 ρは繊維がそれからつくられたセルロースアセテートの密度(g/cm3)であり、 A/Wはセルロースアセテート小繊維の面積重量比(cm3/g)である。〕;そして (ii)各繊維について長さLi(cmで表わした)と直径の積を長さLiで割算した値(cm/g)を以下の式に従って合算することによってマトリックス中に存在するすべての繊維の数平均直径を誘導:〔式中: iは繊維であり、 Liは繊維の長さ(cm)であり、 diは繊維の直径(cm)である。〕 することによって計算されることを特徴とする濾過媒体。
IPC (9件):
A61K 35/14 ,  A61K 35/18 ,  A61M 1/34 ,  B01D 24/00 ,  B01D 29/01 ,  B01D 35/02 ,  B01D 39/16 ,  B01D 39/18 ,  B01D 39/20
FI (9件):
A61K 35/14 Z ,  A61K 35/18 ,  A61M 1/34 ,  B01D 39/16 A ,  B01D 39/18 ,  B01D 39/20 B ,  B01D 35/02 Z ,  B01D 25/06 ,  B01D 29/04 510 F

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