特許
J-GLOBAL ID:200903025387796574

表面性状および内質に優れる冷延鋼板並びにその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-196552
公開番号(公開出願番号):特開2001-026842
出願日: 1999年07月09日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 表面欠陥が発生しにくく、大型粒状の介在物に起因するプレス割れが生じがたい、表面性状、内質ともに良好な冷延鋼板とその製造技術を提案する。【解決手段】 出鋼後の溶鋼をAlおよびTiにより脱酸したのちCaおよび/またはREMを添加する工程において、Al添加前の酸素の量と、Alを添加してからTiを添加するまでの時間との間に、aO /t≦100(ただし、aO :Al添加前の酸素の量(ppm)、t:Alを添加してからTiを添加するまでの時間(min))の関係が成り立つようにして添加することにより、C,Si,Mn,P,S,Al,N,Ti,Caおよび金属REMを含み、残部はFeよりなる成分組成で、かつ、50μm以下の大きさを有する、粒状または破断状の酸化物系介在物の組成が Al2O3 :10〜30wt%、Caおよび/または金属REMの酸化物:5 〜30wt%、Ti酸化物:50〜90wt%の冷延鋼板とする。
請求項(抜粋):
C≦0.010 wt%、Si≦1.0 wt%、Mn≦3.0 wt%、P≦0.15wt%、S≦0.05wt%、Al<0.01wt%、N≦0.01wt%、0.015 wt%≦Ti≦0.1 wt%、Caおよび/または金属REM≧0.0005wt%を含み、残部はFeおよび不可避的不純物よりなる成分組成であり、50μm以下の大きさを有する、粒状または破断状の酸化物系介在物の組成が Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB> :10〜30wt%、Caおよび/または金属REMの酸化物: 5〜30wt%、Ti酸化物:50〜90wt%であることを特徴とする、表面性状および内質に優れる冷延鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 1/10 ,  C22C 38/14
FI (3件):
C22C 38/00 301 R ,  C22C 1/10 Z ,  C22C 38/14
Fターム (4件):
4K020AA22 ,  4K020AC07 ,  4K020AC09 ,  4K020BB22
引用特許:
審査官引用 (1件)

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