特許
J-GLOBAL ID:200903025390018280

光データ送信デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-328169
公開番号(公開出願番号):特開平10-161074
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバによる二進データの伝送距離を大きくする改善された光データ送信デバイスを提供する。【解決手段】 送信デバイスは、光パワーが低いがゼロではない各二進セルの内部で180°付近の位相偏移をつくりだすように、発生した光波(S)のパワーと位相の変調を行なうことによってファイバによって生じた色分散を補正する。送信デバイスは、III-V元素の基板上に形成され、電極(Ka、Kb)に加えられた電圧(Va、Vb)がない場合には、弱め合う干渉がつくり出されるように設計された「マッハ-ツェンダー」タイプの干渉計(1)を備えている。制御回路(2)は、ほぼ等しい直流成分を有する制御電圧(Va、Vb)を電極(Ka、Kb)に加え、制御電圧のいずれか一つ(Va)は、バイアス電圧(Vpa)と、入力電気信号(E)の低域通過濾波によって得られた濾波信号(ea)を重ね合わせた結果生じる。
請求項(抜粋):
パワー(Ps)と位相(Δφ)が変調された光波(S)の形態における二進データの送信デバイスであって、入力光波(M)を受取るのに適した入力光ガイド(Ge)が、二つの部分波をガイドするために二つの分岐部(Ba、Bb)に分割され、さらにそれら二つの分岐部が出力ガイド(Gs)を形成するために再び結合され、前記二つの分岐部(Ba、Bb)に渡る電界を印加するためにそれぞれの電極(Ka、Kb)が設けられている「マッハ-ツェンダー」タイプの干渉計構造体(1)と、送信する二進データを表わす低レベル電圧と高レベル電圧の間で変調される入力電気信号(E)に応じて前記電界を印加するための制御回路(2)を有し、さらに、前記干渉計構造体(1)が、III-V元素の基板上に形成されたp-i-nタイプであり、前記二つの分岐部(Ba、Bb)が、印加された電界がない場合には前記二つの部分波が弱め合う干渉をするように寸法決めされ、前記制御回路(2)が、それぞれほぼ等しい直流成分を有する制御電圧(Va、Vb)を電極(Ka、Kb)に加えるように設計され、前記制御電圧の少なくとも一つ(Va)は、前記入力電気信号(E)の低域通過濾波によって得られる濾波信号(ea)及びバイアス電圧(Vpa)を重ね合わせた結果生じたものであることを特徴とする送信デバイス。
IPC (4件):
G02F 1/025 ,  G02F 1/015 502 ,  H04B 10/28 ,  H04B 10/02
FI (3件):
G02F 1/025 ,  G02F 1/015 502 ,  H04B 9/00 W
引用特許:
審査官引用 (1件)

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