特許
J-GLOBAL ID:200903025390549090

データ記録再生装置のアクセス制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-071953
公開番号(公開出願番号):特開平5-274089
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、先読みキャッシュ機能を有するデータ記録再生装置において、先読み処理中にアクセス要求が発生した場合に、先読み処理の続行または中断を判断して、最適なデータ読出し処理を実現することにある。【構成】HDC4はヘッド10のシーク時間およびディスク7の回転時間に基づいて、先読み処理の続行またはディスク7からの読出し動作のいずれがアクセス処理の処理時間が短時間となるかを判定する。HDC4は、先読み処理の続行の場合には先読み処理によりバッファメモリ6に保存されたアクセス要求のデータをホストコンピュータ11に転送し、ディスク7からの読出し動作の場合には先読み処理を中断して読出されたアクセス要求のデータをホストコンピュータ11に転送するように制御する。
請求項(抜粋):
回転運動中の記録媒体から目標位置までシークするヘッドを通じて、ホストシステムのアクセス要求に応じた目標データを読出すデータ読出し手段と、このデータ読出し手段から読出されたデータを格納するバッファメモリ手段と、前記データ読出し手段により前記目標データを読出して前記バッファメモリ手段を通じて前記ホストシステムに転送した後に、前記目標データを基準とした所定範囲のデータを前記記録媒体から読出して前記バッファメモリ手段に保存する先読み処理を実行する先読み処理手段と、この先読み処理手段の先読み処理時に前記ホストシステムからのアクセス要求に対するアクセス処理において、先読み処理時のデータの位置を基準として前記ヘッドのシーク時間および前記記録媒体の回転時間に基づいて前記先読み処理の続行または前記データ読出し手段による読出し動作のいずれが前記アクセス処理の処理時間が短時間となるかを判定する最短時間判定手段と、この最短時間判定手段の判定結果が前記先読み処理の続行の場合には前記先読み処理手段の先読み処理により前記バッファメモリ手段に保存された前記アクセス要求のデータを前記ホストシステムに転送し、前記判定結果が前記データ読出し手段による読出し動作の場合には前記先読み処理を中断して前記データ読出し手段から読出された前記アクセス要求のデータを前記ホストシステムに転送するように制御するアクセス制御手段とを具備したことを特徴とするデータ記録再生装置のアクセス制御装置。
IPC (3件):
G06F 3/06 302 ,  G06F 3/06 301 ,  G11B 20/10

前のページに戻る