特許
J-GLOBAL ID:200903025390640321

泥水シールド工法システムにおける排泥水配管ラインの閉塞検知方法及び閉塞回避運転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-192917
公開番号(公開出願番号):特開平10-018763
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 泥水シールド工法システムにおける排泥水配管ラインの閉塞検知方法及び閉塞回避運転装置を提供すること。【解決手段】 泥水シールド工法システムにおける排泥水配管ラインの閉塞を回避する閉塞回避運転装置であって、掘進運転中に排泥水配管6が完全閉塞に至る前の該排泥水配管6の閉塞及び該閉塞の終了を検知する閉塞演算検知装置19と、排泥流量調節計12による排泥ポンプ3の通常の流量一定制御とは別の該排泥ポンプ3を駆動する電動機をその保護装置が作動しない最高の回転数で運転する限界出力調節計20を設けると共に、閉塞演算検知装置19が排泥水配管6の完全閉塞に至る前の閉塞を検知したら限界出力調節計20で排泥ポンプ3を最高の回転数で運転し、閉塞終了を検知したら、排泥流量調節計12による通常の流量一定制御に切り換える切換スイッチ21を設けた。
請求項(抜粋):
掘削機、該掘削機へ泥水を送る送泥ポンプ、該掘削機からの泥水を排出する排泥ポンプ、該掘削機へ泥水を送排出及びバイパスするバルブシステム、これらを接続する送泥水配管ライン及び排泥水配管ライン、前記送泥ポンプを駆動制御する送泥ポンプ制御部、前記排泥ポンプを駆動制御する排泥ポンプ制御部を具備する泥水シールド工法システムにおける前記排泥水配管ラインの閉塞を検知する閉塞検知方法であって、掘削運転中の排泥ポンプの回転数が、前記バルブシステム切り換えによる掘削運転移行後で掘削掘進直前又は掘削機本体のバイパス運転中の回転数Nbにより演算される計画回転数Nk以上を一定時間継続したことにより、前記排泥水配管ラインの閉塞を検知することを特徴とする泥水シールド工法システムにおける排泥水配管ラインの閉塞検知方法。但し、計画回転数Nkは下式より演算される。ここで、γbは排泥密度、γkは掘進運転での計画排泥密度、n≒2。

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