特許
J-GLOBAL ID:200903025393433033

空気調和装置の油回収運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227544
公開番号(公開出願番号):特開平6-074580
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】油回収運転時にオイルフォーミング等が生ずることなく、快適な室温制御を行うようにする。【構成】外気温度を検出する外気温センサ(Tha) と、室外ファン(3b)の風量を制御するファン制御手段(12)とが設けられている。更に、冷房運転時における外気温度が予め設定された低温度で且つ室外ファン(3b)がLタップであると低温信号を出力する低温判別手段(13)と、該低温判別手段(13)が所定時間継続して低温信号を出力すると油回収運転を実行する油回収実行手段(14)とが設けれられている。加えて、油回収運転時に上記室外ファン(3b)を停止させる停止信号を上記ファン制御手段(12)に出力するファン停止手段(15)と、油回収運転時に開閉弁(SV)を開動させる開閉弁制御手段(16)と、所定時間が経過すると油回収実行手段(14)の油回収運転及びファン停止手段(15)の停止制御を終了させると共に、上記開閉弁制御手段(16)が開閉弁(SV)を閉動させる冷房復帰手段(17)とが設けられている。
請求項(抜粋):
圧縮機(1) と、熱源側ファン(3b)が付設された熱源側熱交換器(3) と、膨脹機構(5) と、利用側熱交換器(6) とが順に接続されてなる冷媒回路(9) を備えた空気調和装置において、冷房運転時における凝縮圧力相当飽和温度を検出する飽和温度検出手段(Thc)と、該飽和温度検出手段(Thc) の温度信号を受けて、冷房運転時における凝縮圧力相当飽和温度が予め設定された低温度になると低温信号を出力する低温判別手段(13)と、該低温判別手段(13)が所定時間継続して低温信号を出力すると油回収信号を出力して油回収運転を実行する油回収実行手段(14)と、該油回収実行手段(14)が油回収信号を出力すると上記熱源側ファン(3b)を停止するファン停止手段(15)と、上記油回収実行手段(14)が油回収運転を開始した後、所定状態になると該油回収実行手段(14)の油回収運転を終了させると共に、ファン停止手段(15)の停止制御を終了させる復帰信号を出力する冷房復帰手段(17)とを備えていることを特徴とする空気調和装置の油回収運転制御装置。

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