特許
J-GLOBAL ID:200903025394942195

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明石 昌毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253797
公開番号(公開出願番号):特開平7-081590
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 パワーステアリング装置に異常が発生しパワーアシストが中止される場合にも必要な操舵力が急激に増大し車輌の操向性が急激に変化することを防止する。【構成】 操舵状態検出装置M2により検出される操舵状態に応じてモータM1を制御装置M3により制御する電動式パワーステアリング装置。制御装置はモータ駆動指令値演算回路M4と、駆動回路M5と、電圧漸減回路M6と、異常検出装置M7と、切換装置M8とを有する。通常時には指令値演算回路と駆動回路及び電圧漸減回路とが接続され電圧漸減回路の電圧漸減が阻止されるが、異常発生時には指令値演算回路と駆動回路及び電圧漸減回路とが遮断され駆動回路と電圧漸減回路とが接続され電圧漸減回路が駆動回路に対する電圧を漸減する。
請求項(抜粋):
操舵アシスト力を発生するモータと、車輌の操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、検出された操舵状態に応じて前記モータを制御することにより操舵アシスト力を制御する制御手段とを有する電動式パワーステアリング装置にして、前記制御手段はモータ駆動指令値演算回路と、モータ駆動回路と、電圧漸減回路と、前記パワーステアリング装置内の異常を検出する異常検出手段と、前記指令値演算回路と前記駆動回路及び前記電圧漸減回路とを接続し且前記電圧漸減回路の電圧漸減を阻止する第一の切換状態と、前記指令値演算回路と前記駆動回路及び前記電圧漸減回路とを遮断し且前記駆動回路と前記電圧漸減回路とを接続し前記電圧漸減回路の電圧漸減を許す第二の切換状態とに切換わる切換手段とを有し、前記切換手段は通常時には前記第一の切換状態を維持し前記異常検出手段により異常が検出されたときには前記第二の切換状態に切換わるよう構成されていることを特徴とする電動式パワーステアリング装置。

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