特許
J-GLOBAL ID:200903025396659270

エミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-177131
公開番号(公開出願番号):特開平6-019736
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【構成】 デバッグ対象とされる機器のマイクロプロセッサの機能を代行もしくはデバッグ対象となるプログラムを実行するターゲット・マイクロプロセッサ及びデバッグのための制御を司るマイクロプロセッサを有するエミュレータにおいて、デバッグ対象のプログラムの任意の領域を予め指定しておき、プログラム実行中、指定された領域に入ったことを検出したときに上記ターゲット・マイクロプロセッサに対してプログラムを1命令単位で実行させて、ターゲット・マイクロプロセッサ内のレジスタ等の内容を読み出すようにした。【効果】 予め指定したデバッグ対象のプログラムの所定領域についてはレジスタ値等の詳細な内部情報を得ることができ、その他の領域についてはトレース情報を少なくすることでトレースメモリの容量が節約できかつ解析が容易になるため、トレースメモリの容量を増加させたり回路規模を増大させることなく、システムのデバッグ効率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
評価対象とされる機器のマイクロプロセッサの機能を代行もしくは評価対象となるプログラムを実行する第1のマイクロプロセッサ及び評価のための制御を司る第2のマイクロプロセッサを有し、評価対象のプログラムの任意の領域を予め設定する手段と、プロセッサ実行中、指定された領域に入ったことを検出する手段と、この領域が検出されたときに上記第1のマイクロプロセッサに対してプログラムを1命令単位で実行させるようにする動作切換え手段とを備えてなることを特徴とするエミュレータ。

前のページに戻る