特許
J-GLOBAL ID:200903025401709833

頭部装着式映像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-114692
公開番号(公開出願番号):特開平6-326945
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 メカ機構なしで簡単かつ適切に視度補正ができ、コンパクトな頭部装着式映像表示装置を提供する。【構成】 2次元表示素子11、プリズム12、ハーフミラー13、凹面鏡14、接眼レンズ、液晶シャッターを持つシースルー機能を有する装置で、接眼レンズ、液晶シャッターを、電圧制御により屈折率が変化する液晶レンズ19,液晶レンズ20にする。液晶レンズを電圧制御するためのコントローラ51を設ける。液晶レンズに電圧を印加することで電圧変化に応じて連続的にレンズの屈折率を変えることができる。電圧の調整だけで光学系のパワーを変えて視度補正が行え、液晶シャッターの代行もできる。シースルー機能を保持しつつ、視度補正のために2次元表示素子やレンズ本体を動かす必要はなく、そのためのメカ機構や動作空間が不要で、装置構成は簡易で極めてコンパクトである。
請求項(抜粋):
画像表示手段と部分透過反射面と拡大鏡とシャッター部とを有して、前記シャッター部が外界光を遮断するとき前記画像表示手段からの画像が前記部分透過反射面を透過し前記拡大鏡で反射し、更に前記部分透過反射面で反射されて観察者に観察可能であり、前記シャッター部が外界光を遮断しないとき外界光が前記部分透過反射面を透過して観察者に観察可能な頭部装着式映像表示装置であって、電圧制御により屈折率が変化する、視度調整用の液晶レンズを有することを特徴とする頭部装着式映像表示装置。

前のページに戻る