特許
J-GLOBAL ID:200903025402426061

芳香族ポリアミンの混合物の分別及び精製並びにそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-106404
公開番号(公開出願番号):特開平8-283214
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 芳香族ポリアミンの混合物を容易に分別し及び精製する。【解決手段】 第一抽出段階において、ポリアミン出発混合物を、芳香族補助アミン、及び必要に応じてポリアミンから成る疎水性溶媒相:並びに水、強酸、補助アミン、一部が塩の形で存在するポリアミンから成る水性相から成る二相システムを混合する第一蒸留段階において、前記第一有機相を補助アミンから本質的に成る第一留分、及び第一ポリアミン留分から本質的に成る蒸留残渣に蒸留すること、前記第一水性相に塩基を添加して中和し、生成する混合物をその中性塩の形で酸を含む第二水性相、並びにポリアミン及び補助アミンから成る第二有機相に相分離すること、並びに第二蒸留段階において、前記第二有機相を補助アミンから本質的に成る留出物、及び第二ポリアミン留分から本質的に成る蒸留残渣に分離することから成る方法。
請求項(抜粋):
芳香族ポリアミン混合物の、特にジフェニルメタンシリーズのポリアミン混合物の分別及び精製のための方法であって、a)第一抽出段階において、ポリアミン出発混合物を、(I)水中に少し可溶性でありそして常圧で出発混合物の最低沸騰成分の沸点よりも少なくとも20°C低い沸点を示す芳香族補助アミン、及び必要に応じてポリアミンから本質的に成る疎水性溶媒相、並びに(II)水、強酸、及び必要に応じて少なくとも一部が塩の形で存在する補助アミン、及び必要に応じて少なくとも一部が塩の形で存在するポリアミンから本質的に成る水性相から成る二相システムと混合すること[ここで前記第一抽出段階は向流原理で作動し、そしてここで前記ポリアミン出発混合物を前記水性相と共に前記第一抽出段階中に導入し、なおポリアミン混合物、疎水性溶媒相及び水性相を経由して導入されるアミン当量の和が常に水性相を経由して導入される酸当量の数を越えるという条件があり、そして更に第一水性相及び第一有機相が前記第一抽出段階から出るという条件がある]、b)第一蒸留段階において、前記第一有機相をI)補助アミンから本質的に成る第一留分、及びII)第一ポリアミン留分から本質的に成る蒸留残渣に蒸留すること、c)前記第一水性相をそれに塩基を添加することによって中和しそして生成する混合物をI)その中性塩の形で酸を含む第二水性相、並びにII)ポリアミン及び補助アミンから本質的に成る第二有機相に相分離すること、並びにd)第二蒸留段階において、前記第二有機相をI)補助アミンから本質的に成る留出物、及びII)第二ポリアミン留分から本質的に成る蒸留残渣に分離することから成る方法。
IPC (10件):
C07C211/50 ,  C07C209/72 ,  C07C209/84 ,  C07C209/86 ,  C07C211/34 ,  C07C263/10 ,  C07C265/14 ,  C08G 18/32 ,  C08J 3/00 CEZ ,  C08L 79:02
FI (9件):
C07C211/50 ,  C07C209/72 ,  C07C209/84 ,  C07C209/86 ,  C07C211/34 ,  C07C263/10 ,  C07C265/14 ,  C08G 18/32 ,  C08J 3/00 CEZ

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