特許
J-GLOBAL ID:200903025406197695

データ転送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-242799
公開番号(公開出願番号):特開平6-068021
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 データ転送要求が不定時期に発生し、データ転送量も不定であるDMAC動作に適するデータ転送装置を提供する。【構成】 入出力モジュール10からメインメモリ11に対しデータを転送する場合、そのデータを一旦データ保持手段22に保持する。単位データがシステムバス14のバス幅分保持された時、一括してシステムバス14に向け転送する。アクセスアドレスに連続性があればこの動作が続けられ、連続性がなければ端数の単位データの転送処理を後処理として実行する。データ保持手段22の中の単位データの有効性は有効性識別手段23により判断する。逆方向の転送にもデータ保持手段22が使用される。
請求項(抜粋):
ダイレクトメモリアクセスコントローラを用いて、入出力モジュールとメインメモリとの間でデータ転送を行う場合に、前記メインメモリの接続されたシステムバスのバス幅が、前記入出力モジュールの接続された入出力バスのバス幅の整数倍であるものにおいて、前記入出力モジュールと前記メインメモリとの間を転送されるデータを一時的に保持するデータ保持手段と、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの出力するデータアクセスのためのアドレスを一時的に保持するアドレス保持手段と、前記データ保持手段に保持されたデータについて、前記入出力バス幅に相当する単位データごとにデータの有効性を表示する有効性識別手段と、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラがデータ転送動作を実行するとき、前記データ保持手段と前記アドレス保持手段と前記有効性識別手段を使用して、その転送動作を制御する格納制御手段とを備え、前記データの入出力モジュールからメインメモリへの転送時、前記格納制御手段は、前記有効性識別手段が、データ保持手段に保持された全ての単位データを無効と表示しているとき、データ保持手段へその単位データの一時保持を指示し、前記有効性識別手段が、データ保持手段に保持された一部の単位データが有効と表示しているとき、前記アドレス保持手段を参照して、アドレスの連続性があれば、データ保持手段へ新たにその単位データの一時保持を指示し、アドレスの連続性がなければ、データ保持手段に保持された有効な単位データのみを一括してメインメモリに転送し、前記データ保持手段が一杯になったとき、そこに保持された全ての単位データを一括して前記メインメモリに転送することを特徴とするデータ転送装置。

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