特許
J-GLOBAL ID:200903025406713081

光位相差式車両感知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡澤 英世 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-034186
公開番号(公開出願番号):特開平7-218635
出願日: 1994年02月07日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【構成】 光位相差式測距儀(Sa,Sb,Sc,Sd) からの出力が、走行車両に依り予め前記平行光線の経路上で路面より所定の高さ(hr)の点までの距離に対応して定められたしきい値よりも短い距離に対応する値となった場合に車両感知とする。また、測距儀を2以上照射角度(θ)を異ならせて一体に設置し、上流側の測距儀(Sa)の出力時刻(tu1)、下流側測距儀(Sc)の出力時刻(tu1)、検知高さ(hr)、及び各照射角度とに基づいて幾何関係より当該車両の走行速度を算出する。更に各光式測距儀の照射角度の差を走行車両長以下とし、各測距儀毎の車体検知出力の論理和を車両感知出力とする。【効果】 高精度・高信頼度の車両感知(及び速度計測)ができる。近赤外線領域の照射光を用いることで屋外使用に適した環境に左右されない車両感知ができる。又、感知割れがなく車両検出台数を誤る誤動作を無くすことができる。
請求項(抜粋):
車両走行路の上方に固定され該車両走行路に向けて投光部より略平行の所定断面積の光線を照射し、前記投光部と略同位置の受光部で前記平行光線の反射体からの反射光を受光し、距離演算部にて該受光部で受光した反射光の位相情報に基づいて反射に寄与した反射面までの距離を算定し対応したアナログ信号を出力する光式測距儀(Sa,Sb,Sc,Sd) と、この光式測距儀(Sa,Sb,Sc,Sd) からのアナログ距離出力に基づき前記車両走行路上の車両を感知する感知処理部(1) とからなる車両感知装置に於ける車両感知方法であって、前記感知処理部(1) で、前記光式測距儀(Sa,Sb,Sc,Sd) からの出力が、走行車両に依り予め前記平行光線の経路上で路面より所定の高さ(hr)の点までの距離に対応して定められた値よりも短い距離に対応する値となった場合に車両感知とすることを特徴とする光位相差式車両感知方法。
IPC (4件):
G01S 17/36 ,  G01S 17/42 ,  G01S 17/93 ,  G08G 1/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭51-082596
  • 特開平4-181193
  • 特開平4-168598

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