特許
J-GLOBAL ID:200903025414790028

岩石試料の透水試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-133080
公開番号(公開出願番号):特開平5-099834
出願日: 1991年06月04日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 柱状の岩石試料を用いて透水試験を行う。【構成】 ピストン26、28の両先端面を対向して配置し、この両先端面の間に岩石試料20を配置する。試料20の周面及び両ピストン26、28の先端部をスリーブ30で覆い、このスリーブ30の外周部と三軸ベセル21の内周部の間に油圧室32を設ける。ピストン26、28の中心部軸線方向に導水路40、42を形成し、導水路42の一端を給水装置44に連結する一方、ピストン28の外周部側に、油圧室32に連結する油路46を形成し、その一端を給油装置48に接続する。ピストン26の基端部はロードセル32に連結し、ピストン28の基端部は油圧シリンダ36のラム38に接続する。また、固定壁Wに、透水試験中における岩石試料20の軸線方向の変位を測定する位置センサ49を設ける。
請求項(抜粋):
柱状の岩石試料の透水性を測定する岩石試料の透水試験装置であって、2つの先端面が対向して配置され、その各々は、その先端部が円柱状に形成されるとともに前記岩石試料の端面と同一形状の先端面を有し且つ該先端面から基端側にかけて導水路が形成された、一対のピストンと、前記一対のピストンを前記2つの先端面間の距離が接近する方向に押圧して前記岩石試料を軸線方向に圧縮する圧縮手段と、前記一対のピストンのうちの一方の前記導水路から前記先端面側に向けて水を供給する水供給手段と、前記一対のピストンの前記2つの先端面間に前記岩石試料を配置した状態において前記一対のピストンの2つの先端部の側面及び前記岩石試料の側面を気密的に覆う、可撓性を有するスリーブと、前記スリーブの外周面を覆って設けられ、内部への圧油の供給により前記スリーブの外周面を内側に圧縮する圧油室と、前記岩石試料を加熱するヒータとを具備したことを特徴とする岩石試料の透水試験装置。
IPC (2件):
G01N 15/08 ,  G01N 13/04

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