特許
J-GLOBAL ID:200903025421846195

電圧形インバータの出力電圧制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-248430
公開番号(公開出願番号):特開平6-105560
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】三相電圧形インバータ出力電圧の出力電流による補正制御に要する電流検出器の所要数を減らしインバータ装置の小形低廉化を図る。【構成】三相電圧形インバータ2の三相出力中の任意の一相に単相電流検出器4を設けてその出力電流を検出し、電流極性検出回路5によって該検出電流の正負極性を検出し、また他の二相の出力電流に関しては該両電流が前記検出電流と相互に120度の位相差をもってベクトル的に配置され該三者のベクトル和が零となるため、三相電流極性演算回路6により前記検出電流の正負極性関係を基に前記二相の出力電流各々に関する正負極性関係を演算推定し、三相電圧補正信号出力回路7において前記三相各相出力電流各々の正負極性関係に従い各対応相の出力電圧目標値に対し所定の位相において所定の補正量を加減算方向を定めて出力することにより、三相各相出力電圧に対する新たな電圧目標値を得る。
請求項(抜粋):
その出力電流の正負極性に従いその出力電圧目標値の補正制御を行う誘導電動機可変速駆動用の三相電圧形インバータの出力電圧制御方法において、該インバータの三相出力中の任意の一相における出力電流の検出を行うと共に該検出電流の正負極性を検出し、且つ該極性検出結果に従い、前記検出電流と同一相において所要のインバータ出力電圧と同一の周波数を有して変化する該出力電圧の目標値と検出された前記出力電流との位相差を検出し、更に前記電流検出相と電気角にて120度或いは240度の位相差を有する他の二相におけるインバータ出力電流に関しては、それぞれ対応する出力電圧目標値との間に前記検出電流における値と同一の位相差を有してその正負極性を反転させるものとしてそれぞれの正負極性変動模様を演算により推定し、以上の如くして決定された前記インバータの三相各相出力電流の正負極性と電流値とに従いその加減の時期と極性と大きさとが指定された出力電圧補正量を該各相出力電流と同一相における各相出力電圧の目標値に対して加算してその出力電圧の補正制御を行うことを特徴とする電圧形インバータの出力電圧制御方法。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  G01R 19/00 ,  H02P 7/63 302
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-241368

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