特許
J-GLOBAL ID:200903025448146225

肺インタフェースシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-521335
公開番号(公開出願番号):特表2000-501626
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】患者の呼吸空気を感知する装置(12)。本装置は、患者が吸息及び呼息を行うベンチュリ管(18)を含み、管は狭窄中間部(20)を有する。管は、吸息オリフィス(48)と、呼息オリフィス(46)と、その間の中央オリフィスも有する。空気質量流量センサが管の中に配設されている。流れ方向ハウジング(24)が管に取付けられ、このハウジングは、吸息部と、呼息部と、その間の中央部を備えたチャンネル(74)を有する。ハウジングはさらに、管吸息オリフィス(88)と中央チャンネル部から離れた吸息チャンネルの端部を連通させる吸息開口(68)と、管呼息オリフィス(88)と中央チャンネル部から離れた呼息チャンネルの端部を連通させる呼息開口(66)と、管中央オリフィス(44)と中央チャンネル部を連通させる中央開口(64)も有する。これにより、患者が吸込む呼吸空気の一部の流れが、管吸息オリフィスを通過し、吸息チャンネル部を通りハウジング中央開口に流れ、患者が吐出す呼吸空気の一部の流れが、ベンチュリ管の狭窄部に戻るために、管呼息チャンネル部を通りハウジング中央開口に流れる。吸息及び呼息チャンネル部を通る呼吸空気の流れに応答する出力を作出し、ベンチュリ管を流れている呼吸空気が吸気であるか、又は呼気であるかを判定するために、流れ方向センサが吸息チャンネル部の中に配設され、流れ方向センサが呼息チャンネル部の中に配設されている。
請求項(抜粋):
患者の呼吸空気を感知する装置において、 患者が呼息及び吸息を行う第1開放端と、第2開放端と、その間の狭窄中間部を含むベンチュリ管からなり、該ベンチュリ管が、吸息オリフィスと、呼息オリフィスと、その間の該管中間部に配設された中央オリフィスを有することと、 前記ベンチュリ管を流れる呼吸空気に関する空気流データを提供するために該管中間部に配設された流れセンサからなることと、 該ベンチュリ管の外部に取付けられた流れ方向ハウジングからなり、該ハウジングが、吸息部と、呼息部と、その間に配設された中央部を備えたチャンネルを有し、該ハウジングがさらに、該管吸息オリフィスと整列させられ、該中央チャンネル部から隔てられた該吸息チャンネル部の端部と連通した吸息開口と、該管呼息オリフィスと整列させられ、該中央チャンネル部から隔てられた該呼息チャンネル部の端部と連通した呼息開口と、該管中央オリフィスと整列させられ、該中央チャンネル部と連通した中央開口を含み、患者が吸込む呼吸空気の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第2開放端から該管吸息オリフィス及び該ハウジング吸息開口を通り、該ベンチュリ管の該管中間部に戻るために該吸息チャンネル部を通り該ハウジング中央開口及び該管中央オリフィスに流れるようにし、患者が吐出す呼吸空気の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第1開放端から該管呼気オリフィス及び該ハウジング呼息開口を通り、該ベンチュリ管の該管中間部に戻るために呼息チャンネル部を通り該ハウジング中央開口及び該管中央オリフィスに流れるようにすることと、 該吸息チャンネル部の中に配設され、該吸息チャンネル部を通る呼吸空気の該部分の該流れに応答する出力を有する吸気流方向センサと、該呼息チャンネル部の中に配設され、該呼息チャンネル部を通る呼吸空気の該部分の該流れに応答する出力を有する呼気流方向センサからなり、該吸息及び呼気流方向センサの該出力を比較することにより、該ベンチュリ管を流れる呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるかを判定できること を特徴とする患者の呼吸空気を感知する装置。
IPC (2件):
A61B 5/08 ,  G01F 1/44
FI (2件):
A61B 5/08 ,  G01F 1/44

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