特許
J-GLOBAL ID：200903025450294835
印刷再現色予測式決定方法及び装置
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
横川 邦明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-157884
公開番号（公開出願番号）：特開平6-350844
出願日： 1993年06月03日
公開日（公表日）： 1994年12月22日
要約：
【要約】【目的】 多色刷り印刷における複数の原色信号、例えば各原色の網点面積率を視覚の三刺激値に変換するに際して、実用上精度が十分であり、しかも計算負荷を小さくできる印刷再現色予測式を決定する方法を提供する。【構成】 分解原色の網点面積率c,m,yに基づいて作成した複数の説明変数を全て使った重回帰フルモデル式を設定し、実測データを用いて重回帰フルモデル式の係数を決定し、その重回帰フルモデル式を用いて予測の三刺激値X’,Y’,Z’を求め、その予測三刺激値と実測三刺激値との色差を均等色空間上の色差dEとして求め、その色差dEが目標色差以下となる範囲内で重回帰フルモデル式の説明変数を1個づつ取り外してゆき、最終的に、目標色差以下で再現色を与える、最も計算負荷の小さい再現色予測式を決定する。
請求項（抜粋）：
多色刷り印刷において複数の原色の刷り重ねによって再現される色を予測するための再現色予測式を決定する方法において、原色の変調変数とそれに対応する再現色の三刺激値とを実測し、再現される色の視覚の三刺激値を目的変数とする基本重回帰モデル式を設定し、重回帰モデル式のための説明変数の候補群を原色の変調変数に基づいて複数個設定し、上記基本重回帰モデル式及び上記説明変数候補の全てを用いて重回帰モデル式を設定し、上記説明変数の候補群の中から1つの説明変数を選択し、上記重回帰モデル式よりその選択された説明変数を削除して重回帰モデル式を変更し、その重回帰モデル式に関して重回帰分析を行って予測三刺激値を求め、上記予測三刺激値及び上記実測した三刺激値の両方を均等色空間座標に変換し、予測三刺激値と実測三刺激値との間の均等色空間座標上における色差を求め、その色差が目標色差以上にならないように、上記説明変数候補群の中から説明変数を順次に選択して重回帰モデル式内から順次に取り外して、原色信号を視覚の三刺激値に変換するための変換式として決定することを特徴とする印刷再現色予測式決定方法。
IPC (5件)：
H04N 1/40
, G01B 11/28
, G03F 3/08
, G03F 5/00
, H04N 1/46
