特許
J-GLOBAL ID:200903025450680409

細胞の紫外線曝露に対する応答を調節する化合物を検出するスクリーニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 廣江 武典 ,  宇野 健一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-525851
公開番号(公開出願番号):特表2004-526410
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
紫外線曝露に対する細胞の応答が、高密度遺伝子配列体技術を使用して分子レベルで特徴化されている。紫外線曝露に対する応答において発現を抑制または誘起された核酸分子および蛋白質分子は、紫外線曝露後の時間的な変異発現パターンにより識別される。これら紫外線で制御を受ける分子を紫外線曝露のマーカーとして利用した方法が開示されている。本発明の他のスクリーニング方法は、細胞の紫外線曝露に対する応答を調節する化合物を識別するために設計されている。本発明は、薬物スクリーニングまたは医薬品目的に有用な組成物も提供する。
請求項(抜粋):
細胞の紫外線曝露に対する応答を調節する化合物を検出するスクリーニング方法であって、 (a)細胞を化合物に接触させるステップ、 (b)接触させなかったとすれば、応答、すなわち、 (i)転写因子蛋白質をコードする少なくとも一つの核酸分子、シグナル導入蛋白質をコードする少なくとも一つの核酸分子、およびミトコンドリア蛋白質をコードする少なくとも一つの核酸分子の変異発現を含む第一応答; (ii)分泌成長因子をコードする少なくとも一つの核酸分子、サイトカインをコードする少なくとも一つの核酸分子、およびケモカインをコードする少なくとも一つの核酸分子の変異発現を含む第二応答;および (iii)アクチン結合性蛋白質をコードする少なくとも一つの核酸分子、デスモソーム蛋白質、およびチューブリン蛋白質をコードする少なくとも一つの核酸分子の変異発現を含む第三応答; の少なくとも一つを含む発現パターンである応答を誘起するはずの紫外線に細胞を曝露するステップ、 (c)紫外線曝露後の少なくとも一時点での細胞中の複数RNA分子のレベルを測定するステップ、 を含んで成り、第一応答、第二応答および/または第三応答の変異発現の変化は前記化合物が細胞の紫外線曝露に対する応答を調節することを示す、 とすることを特徴とする方法。
IPC (12件):
C12Q1/68 ,  A61K45/00 ,  A61P17/16 ,  A61P35/00 ,  A61P39/00 ,  A61P43/00 ,  C12N15/09 ,  C12Q1/02 ,  G01N33/15 ,  G01N33/50 ,  G01N33/53 ,  G01N33/566
FI (14件):
C12Q1/68 A ,  A61K45/00 ,  A61P17/16 ,  A61P35/00 ,  A61P39/00 ,  A61P43/00 105 ,  A61P43/00 111 ,  C12Q1/02 ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 Z ,  G01N33/53 D ,  G01N33/53 M ,  G01N33/566 ,  C12N15/00 A
Fターム (34件):
2G045AA34 ,  2G045AA35 ,  2G045AA40 ,  2G045BA11 ,  2G045BB50 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045DA36 ,  2G045FB02 ,  4B024AA11 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024CA12 ,  4B024HA12 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ52 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR32 ,  4B063QR55 ,  4B063QS11 ,  4B063QS34 ,  4C084AA17 ,  4C084MA02 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA891 ,  4C084ZB212 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZC012 ,  4C084ZC511 ,  4C084ZC802

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