特許
J-GLOBAL ID:200903025452534620

ロータリジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-092099
公開番号(公開出願番号):特開平11-287371
出願日: 1998年04月03日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 2種以上の流体を混在させることなく各別のルートで流動させることができ、長期に亘って安定したシール機能を発揮させることができる実用的なロータリジョイントを提供する。【解決手段】 ベアリング13により連結された第1及び第2ジョイント構成部材1,2の対向端部11,21間には、固定密封環30と固定密封環30へと押圧附勢された可動密封環31とを具備する端面側メカニカルシール3が設けられている。第1及び第2ジョイント構成部材1の内外周部10a,23間には、第1及び第2周面側メカニカルシール4,5が上下並列状に設けられている。各ジョイント構成部材1,2には、端面側メカニカルシール3の密封環内のシール領域3aに開口する第1流体通路部分60,61と周面側メカニカルシール4,5間のシール領域4aに開口する第2流体通路部分70,71とが形成されている。静止密封環43の内周部には、第2ジョイント構成部材2の外周部23を回転自在に嵌合保持する環状の軸受部48が形成されている。
請求項(抜粋):
第1ジョイント構成部材と、第1ジョイント構成部材に回転自在に連結された第2ジョイント構成部材と、回転軸線方向における両ジョイント構成部材の対向端部間に配設されたメカニカルシールであって、一方の対向端部に回転軸線と同心状をなして固定された固定密封環及び他方の対向端部に固定密封環と同心対向状をなして軸線方向に移動可能に保持され且つ固定密封環へと押圧附勢された可動密封環を具備する端面側メカニカルシールと、第1ジョイント構成部材の内周部とこれに対向する第2ジョイント構成部材の外周部との間に回転軸線方向に並列状に配設された複数のメカニカルシールであって、各々が、第1ジョイント構成部材の内周部に固定された静止密封環及び第2ジョイント構成部材の外周部に静止密封環と同心対向状をなして軸線方向に移動可能に保持され且つ静止密封環へと押圧附勢された回転密封環を具備する周面側メカニカルシールと、各ジョイント構成部材を貫通して、各々の一端部が端面側メカニカルシールの密封環内に開口された第1流体通路部分と、各ジョイント構成部材を貫通して、各々の一端部が隣接する周面側メカニカルシール間に開口された第2流体通路部分と、少なくとも一の静止密封環の内周部に形成されており、第2ジョイント構成部材の外周部を回転自在に嵌合保持する環状の軸受部と、を具備することを特徴とするロータリジョイント。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 2種類流体用の回転結合装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-017621   出願人:オツトマシネンテクニークゲーエムベーハー
  • 特開平1-269727

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