特許
J-GLOBAL ID:200903025453629293

液状またはクリーム状物質を所定の定圧で分配する手動操作ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-270595
公開番号(公開出願番号):特開平5-270558
出願日: 1992年10月08日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 クリーム状または液状物質が金属部分と接触することなしに所定の定圧のもとに微細な噴霧化形態でクリーム状または液状物質を分配する、単純且つ低コストの単シリンダポンプを提供することである。【構成】 該ポンプは液侵チューブを備え、分配されるべき物質が入っているコンテナの入口に固定し得る中空本体を備えている。該本体の空洞は、互いに密閉するように接続されている可動ピストンと軸とを収容している。ピストンは本体の円筒表面に沿って密閉するように滑動可能であり、外側に突出する軸付属体と共に、本体上のストップに対して軸スラストを保持するスプリングによって押圧される。ピストンの対向する表面から突出している環状隆起に対して別のスプリングによって押圧されるバルブ部材を密閉して移動可能に収容するチャンバが、軸とピストンとの間で規定されている。これら二つのスプリングは分配されるべき物質が取る通路から隔離されており、物質の供給圧力は容易に予設定され得る。
請求項(抜粋):
液状またはクリーム状物質を所定の定圧で分配する手動操作ポンプであって、一方の端が開口していると共に液侵チューブの一方の端が挿入され得る中空付属体を中空本体から外方向に突出させる穴を備えた端壁によって他方の端が閉鎖されている細長い前記中空本体と、該本体の空洞内に収容され且つ該空洞内で可動であると共に前記中空本体の前記端壁に近接するその端部に前記中空本体の対応する部分に沿って密閉するように滑動する部分を有するピストンとを備えており、前記中空本体の対応する円筒部分に沿って滑動する環状つばが前記ピストンの他方の端に近接して前記ピストンから突出しており、該ピストンをほぼ軸方向の縦ダクトが横切っており、該ダクトの一方の端は、ピストンの前記他方の端から突出するエンドレス環状隆起によって区切られている拡幅へこみに開口しており、ピストンの前記他方の端は、前記本体の空洞内に収容されていると共に前記本体上に備えられている保持エレメントによって前記中空本体内に保持されている中空軸の拡幅部分に密閉するように接続されており、流体分配チャネルが横切っている細長い円筒付属体が軸の前記中空本体から外方向に前記拡幅部分から伸長しており、軸空洞は、前記拡幅部分で該空洞に接続しているピストンの対向する端部と共にチャンバを規定しており、該チャンバの中心にピストンの上の前記環状隆起が置かれており、バルブ部材が、前記チャンバ内に収容され且つ該チャンバ内で可動であると共に、拡幅軸部分によって規定されている空洞の隣接円筒表面に沿って密閉するように滑動する円筒円周縁を備えた拡幅基部を有しており、ポンプが休止している場合に前記環状ピストン隆起に対して押圧されて該隆起を密閉するバルブ部材を保持する予圧縮スプリングが、バルブ部材と軸との間に備えられており、バルブ部材の円筒付属体内には該付属体の自由端でのみ開口するダクトが備えられており、バルブ部材の基部には少なくとも一つのほぼ中心向きの穴が備えられており、該穴の一方の端はバルブ部材の円筒付属体のダクトに開口し、他方の端は、環状ピストン隆起の外周を越えたバルブ部材の前記円筒円周縁と前記隆起との間の領域の前記チャンバに開口しており、ピストンは、前記軸と共に前記中空本体と前記ピストンとの間で作動する予圧縮スプリングによって中空本体の前記保持エレメントに向かって且つ該エレメントに対して押し動かされ、中空本体内には該本体の端壁に備えられた穴を閉鎖すると共に流体をポンプに導入させる単方向バルブが備えられていることを特徴とするポンプ。

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