特許
J-GLOBAL ID:200903025458585898

超電導電流リード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-298218
公開番号(公開出願番号):特開2001-119078
出願日: 1999年10月20日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】臨界電流値の低下を防ぎコンパクト化された超電導電流リードを提供する。【解決手段】常温端子1の接続された高温側導体部3は複数本の電気良導体の線材の束からなり、導体用パイプ2の中に挿入されガス入口パイプ4から供給される低温ガスにより冷却される。高温側導体部3は電気的には筒状の中間導体5に接続され、中間導体5には筒状の折り返し導体6が接続されている。折り返し導体6の他端には筒状の低温側導体部7を接続する。低温側導体部7は折り返し導体6の下端部に設けられた穴を貫通する形となる。低温側導体部7の自己磁界を折り返し導体6の電流による発生磁界によって打ち消すことにより、低温側導体部7を構成する酸化物超電導体における臨界電流値の低下を防ぐ。
請求項(抜粋):
電気良導体よりなる高温側導体部と、酸化物超電導体よりなる筒状の低温側導体部とが直列接続されてなる超電導電流リードにおいて、前記高温側導体部の低温側に電気良導体よりなる筒状の中間導体が形成されるとともに、この中間導体の内周側に電気良導体よりなる筒状あるいは棒状の折り返し導体が設けられ、かつ、前記中間導体と前記折り返し導体との間の径方向における中間位置に前記低温側導体部が配設され、前記折り返し導体の電流の向きが前記低温側導体部の電流と平行で方向が反対となるように前記折り返し導体の両端部が前記中間導体および前記低温側導体部にそれぞれ接続されてなることを特徴とする超電導電流リード。
IPC (2件):
H01L 39/04 ZAA ,  H01F 6/00 ZAA
FI (2件):
H01L 39/04 ZAA ,  H01F 7/22 ZAA J
Fターム (12件):
4M114AA02 ,  4M114AA10 ,  4M114AA25 ,  4M114BB01 ,  4M114BB04 ,  4M114BB07 ,  4M114CC03 ,  4M114CC05 ,  4M114CC11 ,  4M114CC16 ,  4M114DA53 ,  4M114DB02

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