特許
J-GLOBAL ID:200903025464692477

硬質被覆層がすぐれた耐熱衝撃性を有する表面被覆サーメット製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-035343
公開番号(公開出願番号):特開2002-239807
出願日: 2001年02月13日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐熱衝撃性を有する表面被覆サーメット製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆サーメット製切削工具が、WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、(a)下側層として、蒸着形成されたTiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、およびTiCNO層のうちの1層または2層以上の積層からなり、かつ3〜20μmの平均層厚を有するTi化合物層、(b)上側層として、その下部層が、蒸着形成した状態でκ型結晶構造のAl2O3層に加熱変態処理を施してα型結晶構造とし、前記加熱変態処理で発生した変態クラックが均一に分散分布した組織を有し、かつ3〜15μmの平均層厚を有する変態α型Al2O3層、その上部層が、0.5〜2μmの平均層厚を有する蒸着形成されたα型結晶構造の蒸着α型Al2O3層からなる複合2重α型Al2O3層、以上(a)および(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、(a)下側層として、蒸着形成されたTiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上の積層からなり、かつ3〜20μmの平均層厚を有するTi化合物層、(b)上側層として、その下部層が、蒸着形成した状態でκ型結晶構造の酸化アルミニウム層に加熱変態処理を施してα型結晶構造とし、前記加熱変態処理で発生した変態クラックが均一に分散分布した組織を有し、かつ3〜15μmの平均層厚を有する変態α型酸化アルミニウム層、その上部層が、0.5〜2μmの平均層厚を有する蒸着形成されたα型結晶構造の蒸着α型酸化アルミニウム層からなる複合2重α型酸化アルミニウム層、以上(a)および(b)で構成された硬質被覆層を形成したことを特徴とする硬質被覆層がすぐれた耐熱衝撃性を有する表面被覆サーメット製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 16/30 ,  C23C 16/40
FI (4件):
B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C23C 16/30 ,  C23C 16/40
Fターム (20件):
3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF16 ,  3C046FF19 ,  3C046FF25 ,  4K030AA03 ,  4K030AA05 ,  4K030AA09 ,  4K030AA14 ,  4K030AA17 ,  4K030AA18 ,  4K030BA38 ,  4K030BA43 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030DA09 ,  4K030FA10 ,  4K030JA01 ,  4K030LA22

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