特許
J-GLOBAL ID:200903025470229193

ビードワイヤの無いタイヤ外皮

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084866
公開番号(公開出願番号):特開平7-266812
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【構成】 各ビードが下記の点を特徴とするタイヤ外皮とこのタイヤ外皮の製造方法:a)ビードはビードワイヤを有しないが、引張り破壊強度がビードワイヤに要求される引張り破壊強度より大幅に小さい環状要素を有し、b)この環状要素には少なくとも2つの互いに隣接した補強ウェブが接触して配置され、c)補強ウェブの集合体はビードワイヤに要求される引張り破壊強度に少なくとも等しい引張り破壊強度を有し、d)カーカスウェブは環状要素の周りを取り囲んでおり、e)補強ウェブの上方端部はビード内に配置され、これら上方端部は異なる高さの所に配置されている。
請求項(抜粋):
タイヤ頂部と、2つのビードと、1方のビードから他方のビードまで延びた少なくとも1つのラジアルカーカスウェブとを有するラジアルタイヤの外皮において、各ビードが下記の点を特徴とするタイヤ外皮:a) ビードはビードワイヤを有しないが、縦方向引張り破壊強度が同一寸法の従来のタイヤ外皮のビードワイヤに要求される縦方向引張り破壊強度より大幅に小さい環状要素(この環状要素の軸線はタイヤ外皮の回転軸線である)を有し、b) この環状要素には少なくとも2つの互いに隣接した「補強ウェブ」が接触するか環状要素の近くに配置され、各補強ウェブは互いに平行な補強コードを含み、1方の補強ウェブのコードは他方の補強ウェブのコードと交差し、各補強ウェブ内ではコード上の任意の点でコードの方向とコード上の上記点を通る円(この円の中心はタイヤ外皮の回転軸線上にある)の接線とが鋭角の角度α (この角度は補強ウェブが実際に互いに平行である区域で測定する)を成し且つ0<α≦10°であり、c) 補強ウェブの集合体は、同一寸法の従来のタイヤ外皮のビードワイヤに要求される縦方向引張り破壊強度に少なくとも等しい縦方向引張り破壊強度を有し、d) カーカスウェブは環状要素の周りを取り囲んでおり、e) 補強ウェブの上方端部はビード内に配置され、これら上方端部は異なる高さの所に配置されている。

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