特許
J-GLOBAL ID:200903025473244169

動画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-319282
公開番号(公開出願番号):特開平10-164587
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】本発明は、離散コサイン変換と量子化による送信側と受信側のミスマッチによる残留誤差の蓄積を抑えるためのマクロブロック単位でのリフレッシュ要求の回数を最小にすることにより、余分な発生符号量の発生を防ぐことのできる動画像符号化装置を提供する事を目的とする。【解決手段】発明の構成によれば、リフレッシュされるブロック数が最小ですむため余分な符号量の発生を抑えることができ、画質、動きの劣化を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
入力された動画像信号の各フレームをディジタル化した後、画面を分割する各々のブロック内で離散コサイン変換、量子化を行い、この量子化したディジタルデータを可変長符号化して送信する動画像符号化装置において、時間的に連続する2フレーム間で時間的に前の画像から現在の画像を予測して予測値を得る予測手段と、現在の画像から前記予測値を減算して予測誤差信号を生成する手段と、個々のブロックについて前記予測誤差信号がある一定値よりも大きいときにはフレーム内符号化処理を行い、小さいときにはフレーム間符号化処理を行うかを判定する符号化方法判定手段と、前記符号化方法判定手段でフレーム内符号化されたブロックにフラグを発生するフラグ発生手段と、前記フラグ発生手段でフラグが検出されなかったブロックに対し強制的にフレーム内符号化を要求するリフレッシュ要求手段と、前記リフレッシュ要求手段によって符号化されたブロックと前記符号化方法判定手段によって符号化されたブロックとの論理和をとる論理和回路とから構成されたことを特徴とする動画像符号化装置。

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