特許
J-GLOBAL ID:200903025477282057

連続鋳造設備のための異常検出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-039404
公開番号(公開出願番号):特開平7-246447
出願日: 1994年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 連続鋳造装置における冷却水量の低下、スプレーノズルの詰まり、ならびにピンチロールおよび案内ロールの異常などの設備異常を、操業中に、高精度で検出すること。【構成】 タンディッシュなどの耐火物の溶損による保守のために連続鋳造操業を一旦、停止した後に、鋳造を再び開始するときに、その起動時の最大トルクの測定値yと、鋳造停止期間X1 と、鋳片の断面寸法X2 と、さらには鋳片の炭素量X3 とから成るデータによって、重回帰モデルの回帰式を求め、残差εがt分布に従うと仮定し、期待値Y^の標準偏差をSE^(Y^)とするとき、裕度M=p・SE^(Y^)を求め、残差εがε>Mであるとき、設備異常が発生したものと判断する。
請求項(抜粋):
連続鋳造を一旦、停止した後に、鋳造を再び開始したときのピンチロール駆動モータの最大トルクの測定値yと、鋳造停止時間X1 と、鋳片の断面寸法X2 とから成るデータによって、重回帰モデルの推定を行って、トルクの期待値Y^の回帰式を求め、残差εは、重回帰モデルの推定に用いたデータ数をNとするとき、自由度Feが(N-3)のt分布に従うと仮定して、そのt分布の両側確率2・αのt値を求め、期待値Y^の標準偏差をSE^(Y^)とするとき、裕度M=t・SE^(Y^)を求め、残差εが、ε>+Mであるとき、異常が発生したものと判断することを特徴とする連続鋳造設備のための異常検出方法。
IPC (2件):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/128

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