特許
J-GLOBAL ID:200903025479267772

摺動ブッシュ及びその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-066639
公開番号(公開出願番号):特開平7-248036
出願日: 1994年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 摺動ブッシュ製造の作業性を向上させる。【構成】 内筒1の外周に凸部10を設け、その軸方向両端を段差をなす環状壁12とする。カラー2の内周側には、凸部10と対面する凹部14を設け、双方の間に形成される空間へ樹脂ベアリング部成形用の樹脂を内筒1の軸方向と平行な方向から注入すると、樹脂は凸部10の外周面11を覆うと同時に環状壁12上へ回り込み、そのまま硬化すると、収縮によって凸部10へ一体化し、同時に凹部14の表面との間に微細なクリアランス18を形成し、凹部14側を摺動面にする。これにより、収縮量の厳格な管理条件を緩和し、かつ、摺動面を成形時に傷つけにくくでき、そのうえ、樹脂ベアリング部3と弾性体4の形成時期を無関係にでき、製造の自由度が大きくなる。
請求項(抜粋):
中間部外周の一部に大径部をなす凸部を設けた内筒と、この周囲に同心状に設けられる筒状の部材であって、前記凸部との間に空間を形成する凹部を内周側に設けたカラーと、これら凸部と凹部間の前記空間内に注入された樹脂によって形成された樹脂ベアリング部と、カラーの周囲に設けられた弾性体とを備える摺動ブッシュにおいて、内筒の軸方向における凸部の両端部に内筒の外周面と段差をなす環状壁を設け、樹脂ベアリング部は、凸部の外周面を覆うとともに一部が前記環状壁の表面を覆う回り込み部をなすことにより前記凸部と一体化し、樹脂ベアリング部と前記凹部の間で摺動することを特徴とする摺動ブッシュ。
IPC (3件):
F16F 1/38 ,  F16C 27/06 ,  F16F 15/08

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