特許
J-GLOBAL ID:200903025482646563

画像形成装置の画質補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-016098
公開番号(公開出願番号):特開平10-213928
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 形成される画質を環境変化に関係なく常に安定した状態に維持できるようにする。【解決手段】 画質を一定状態に保つために、テストパッチ像による画像を形成し、このテストパッチ像の濃度を検出することで、この検出結果に応じて画像形成装置内の濃度制御手段である画像形成条件の一つ、例えば現像装置の現像バイアス電圧制御する。この時、装置内に環境変化、つまり湿度検出する湿度センサ(21)を設け、該湿度センサによる湿度変化を検知した時(S51)に、現像装置の現像中のトナー混合比の基準値を変更補正(S52→S54又はS53→S55)する。しかし、上述したテストパッチ像による濃度変化が検出されず、現像バイアス電圧の補正が行われないような時には、上記トナー混合比を前の状態に維持させ補正変更しない。これにより、無闇に湿度変化に応じてトナー混合比が変更されることがなく、安定した画質状態を維持できる。
請求項(抜粋):
記録媒体上に画像に応じた潜像を形成し、該潜像を顕像化するためにトナーを含む現像剤にて現像し、該現像した像をシート上に転写して画像を再生する方式の画像形成装置において、上記画像を再生するための画像形成動作とは別に、形成される画像の画質状態を常に一定に保持させるために上記記録媒体上に決められた濃度によるテストパッチ像を形成し、そのテストパッチ像の濃度を検出し、この検出結果に基づいて画像形成条件の少なくとも1つを制御する画質補償手段と、画像形成装置内の作動環境状態を検知する環境検出センサと、上記画質補償手段による画像形成条件を制御するテストパッチ像の濃度検出を行った時に、上記環境検出センサの環境検出状態に応じて、上記現像剤のトナー混合比の変更を行うか否かを決定するようにしたトナー混合比補正手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置の画質補償装置。
IPC (2件):
G03G 15/00 303 ,  G03G 15/08 115
FI (2件):
G03G 15/00 303 ,  G03G 15/08 115
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-206789   出願人:キヤノン株式会社
  • 電子写真装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-071460   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開昭61-248068

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