特許
J-GLOBAL ID:200903025485876900

ディジタル信号処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-372285
公開番号(公開出願番号):特開2001-184794
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 ウォブル信号とプリピット信号とが重畳した重畳信号から各々の情報を抽出する場合、従来は光ディスクの偏心などによって、ウォブル周波数の変化が生じるために、それぞれの信号がお互いに干渉してしまい、正確に情報を抽出することができない。【解決手段】 エラー検出部15がクロス抽出部14のクロスカウントの3以上の積算値のうち、いずれか設定値に達した時の各積算値の相対大小関係に基づいて、DCエラー信号及び利得エラー信号のうち少なくとも一のエラー信号を生成して出力することにより、利得制御回路13より取り出される重畳信号はその中の連続波形がそのDCレベルと大きさに関して適切な位置に自動的に設定された状態とされレベル判定回路19によりプリピット情報がリミッタ回路16で連続波形の振幅程度のスレッシュホルドレベルにリミットすることでウォブル信号が得られる。
請求項(抜粋):
連続波形と、そのタイミングに情報を有するディジタル信号波形とが重畳した重畳信号から、所望の信号波形を分離処理するディジタル信号処理方法において、入力された前記重畳信号中の連続波形の直流レベルをDCエラー信号に基づいて行うDC制御と、当該入力重畳信号中の連続波形の振幅を利得エラー信号に基づいて行う利得制御の少なくとも一方を実行する第1のステップと、前記第1のステップにより処理された前記重畳信号の連続波形の最大振幅以下の、互いに異なる3以上の第1のスレッショルドレベルのそれぞれについて、当該重畳信号が横切った回数を別々に積算し、それらの積算値のうちのいずれかが設定値に達した時点ですべての積算値をクリアして、再び当該重畳信号が前記3以上の第1のスレッショルドレベルを横切った回数を前記第1のスレッショルドレベル毎に別々に積算することを繰り返す第2のステップと、前記第1のスレッショルドレベルの数と同数ある前記積算値のうち、前記DCエラー信号を生成するときは、前記設定値に達した時の各積算値のうち最も小なる積算値に対応したスレッショルドレベル方向へ前記重畳信号の直流レベルを補正させる前記DCエラー信号を出力し、前記利得エラー信号を生成するときは前記積算値のうち中央のスレッショルドレベルに対応した第1の積算値が前記設定値に達した時に、他の複数の第2の積算値を前記第1の積算値より小なる所定値と比較し、前記複数の第2の積算値がそれぞれ前記所定値より小なる値のときは利得を上昇させ、前記所定値以上で前記第1の積算値の間の値のときは前記利得を減少させる前記利得エラー信号を出力する第3のステップと、前記第1のステップにより処理された重畳信号が、その重畳信号中の連続波形の振幅よりも絶対値が大なる2つの第2のスレッショルドレベルを越えたときに、前記ディジタル信号波形として分離出力する第4のステップとを含むことを特徴とするディジタル信号処理方法。
Fターム (12件):
5D044AB05 ,  5D044AB07 ,  5D044BC06 ,  5D044CC06 ,  5D044DE03 ,  5D044DE32 ,  5D044DE34 ,  5D044DE37 ,  5D044FG01 ,  5D044FG04 ,  5D044FG05 ,  5D044FG18

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