特許
J-GLOBAL ID:200903025486731662

スクロール型コンプレッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-216988
公開番号(公開出願番号):特開平7-054783
出願日: 1993年08月09日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 各部に至る潤滑油の経路を直列にすると共に、この潤滑油の供給を確実に行う。【構成】 摺動シール部によって中間圧空間25と揺動空間とを遮断することによって、オイル溜り60、オイル供給通路、メイン軸受21のオイル環状溝21b、スパイラル溝18a、中間圧空間25、オイル導引孔19b、軸受空間19a、揺動軸受31、揺動空間、スラスト軸受28、スクロール室と、潤滑油経路を高圧のオイル溜り60から低圧の吸入側にかけて直列に構成し、さらにスパイラル溝18aの出口側とオイル導引孔19bの入口側を対向する位置に設ける。また、ブロック上端に周壁カバーを設け、この周壁カバーの内空間を旋回運動するメインバランスウェイト17によって冷媒から分離された潤滑油を、メイン軸受21の上端に形成のシール用オイル溜り70に収容する。
請求項(抜粋):
密閉ケース内の高圧空間に配された駆動部と、この駆動部の回転を伝達する駆動軸と、この駆動軸に偏心して形成された揺動軸と、この揺動軸に装着される揺動軸受を有し、前記駆動軸の回転によって揺動する揺動スクロール部材と、前記密閉ケース内に固着され、前記駆動軸を回動自在に保持するメイン軸受を装着する貫通孔が形成されたブロックと、前記揺動スクロールと噛合してスクロール室を形成する固定スクロール部材とを有するスクロール型コンプレッサにおいて、前記ブロックの上部であって、前記駆動軸に固着されたメインバランスウェートの回転範囲を囲むように周設される周壁カバーと、前記固定スクロール部材、前記ブロック及び前記周壁カバーとを貫通して形成され、前記高圧空間下方に形成されたオイル溜りと前記メイン軸受とを連通するオイル供給通路と、前記メイン軸受の内周面に環状に形成され、前記オイル供給通路と連通するオイル環状溝と、前記ブロックと前記駆動軸の下端面との間に配される摺動シール部と、前記ブロック、前記駆動軸、及び前記摺動シール部とによって画成され、前記摺動シール部によって、前記揺動スクロール部材と前記ブロックとによって形成された揺動空間から遮断された中間圧空間と、前記駆動軸と前記メイン軸受との摺動当接面に傾斜して形成され、前記オイル環状溝と前記中間圧空間とを連通するスパイラル溝と、前記中間圧空間と、前記揺動軸及び前記揺動軸受とによって画成された軸受空間とを連通すると共に、前記中間圧空間側の開口端が、前記スパイラル溝の中間圧空間側の開口端と相反する位置に形成されたオイル導引孔とを具備したことを特徴とするスクロール型コンプレッサ。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02

前のページに戻る