特許
J-GLOBAL ID:200903025490361683

映像信号の走査変換回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-258267
公開番号(公開出願番号):特開平10-108218
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 飛び越し走査の映像信号を順次走査の形態に変換する走査変換回路およびこの走査変換回路を備えたTV受像機を提供することにある。【解決手段】 一般画像に対して動き適応型と動き補償型との混合形態(MA@MC補間)と、垂直補強信号と動き適応型の組み合せ(HP@MA補間)、テレシネ画像に対して前後のいずれかのフィ-ルドの信号による補間(FM補間)の補間処理を設け、映像信号の形態に応じた最適な補間処理で飛び越し走査で抜けた補間走査線の補間信号系列を生成する。そして、この補間走査線の補間信号系列と、飛び越し走査で伝送された主走査線の信号系列とで順次走査の映像信号を生成する。【効果】 高画質化に不可欠な物理要因である自然感を保存し、静止画から動画まで違和感のない高品質画像を再生する走査変換回路およびTV受像機を実現し、テレビ画像の高画質化に顕著な改善効果を得る。
請求項(抜粋):
飛び越し走査の映像信号と、該映像信号の補間信号処理で生成した補間映像信号とで、順次走査の映像信号を生成し、飛び越し〜順次の走査変換を行う映像信号の走査変換回路において、上記飛び越し走査の映像信号より、画像の動きの大小を示す動き係数kを検出する手段と、1フレ-ム期間の画像の動きを示す動きベクトルVと、テレシネ画像のフィルムフレ-ムのシ-ケンスFSを検出する手段と、モ-ド信号MODに応じて上記動き係数kと動きベクトルVとフィルムフレ-ムのシ-ケンスFSより上記映像信号の輝度信号成分の加重係数kWYと色差信号成分の加重係数kWCとを設定する手段と、時間、垂直方向で近接した上記映像信号の複数個の走査線の輝度信号成分に上記加重係数kWY,色差信号成分に上記加重係数kWCを加重して輝度、色差信号成分の補間映像信号を生成する手段と、上記映像信号と補間映像信号を垂直方向に拡大もしくは水平方向に圧縮する手段とを備えたことを特徴とする映像信号の走査変換回路。
IPC (2件):
H04N 11/20 ,  H04N 7/01
FI (2件):
H04N 11/20 ,  H04N 7/01 G
引用特許:
審査官引用 (2件)

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