特許
J-GLOBAL ID:200903025496174257

斜面安定化工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-038136
公開番号(公開出願番号):特開2000-234338
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 斜面の土砂荷重を、全体の構造が一体化して受け、しかも斜面の緩みを生じさせないように押さえる。【解決手段】 斜面に適宜間隔づつ離して削孔2を掘削する。PC鋼より線などからなる複数本の引張材1の端部を、それぞれ別個の削孔2の中に挿入する。ひとつの削孔2に挿入した複数の引張材1は拘束部材3によって束ねる。引張材1は緊結具7にくさびによって定着し、或いは引張材1は中間の折り返し部分を緊結具7に引掛け、引張材1を緊張して、地山と引張材1を密着させる。【作用】 拘束部材3によって斜面全体に張り巡らせた引張材1が網のように一体化し、土砂荷重を全体で柔軟に受ける。引張材1を緊張力するによって地山との間に緩みが生じずに、確実に土砂荷重を押さえる。経年変化した場合も再緊張可能である。
請求項(抜粋):
斜面の地盤に適宜間隔づつ離して削孔を形成し、斜面に沿って這わした引張材の両端をそれぞれ別個の削孔の中に挿入するようにし、各削孔に挿入した複数本の引張材は削孔の地表近傍にて拘束部材によって束ね、削孔の中に硬化材を注入して引張材の両端を削孔内に定着し、引張材の斜面上に這わした部分によって斜面を押さえてなる斜面安定化工法。
Fターム (1件):
2D044DB00

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