特許
J-GLOBAL ID:200903025498557692

車輪駆動用車軸ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-077923
公開番号(公開出願番号):特開2000-274430
出願日: 1999年03月23日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 ハブ6aの内端部とハウジング部11の外端面との間を密閉するOリング40のシール性能と耐久性とを十分に確保する。【解決手段】 上記ハウジング部11の外端面で、Oリング40から外れた内径側部分に、突出部42を設ける。この突出部42の先端面を、上記ハブ6aの内端部に設けたかしめ部27の端面に近接対向させる。これにより、上記ハウジング部11の外端面と上記かしめ部27の端面との間隔が変化する量を小さくする。保持溝39の底面と上記かしめ部27の端面との間で上記Oリング40が強く押し潰される事を防止し、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
内周面に外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、外周面の一端寄り部分に車輪を支持する為の取付フランジを、同じく他端寄り部分に直接又は内輪を介して内輪軌道を、中心部にスプライン孔を、それぞれ設けたハブと、このスプライン孔と係合するスプライン軸を一端部に設けると共に、他端部を等速ジョイントの外輪となるハウジング部とした駆動軸部材と、上記外輪軌道と上記内輪軌道との間に転動自在に設けた複数個の転動体と、上記スプライン軸の外周面に全周に亙って形成した内側係止溝と、この内側係止溝に整合する位置で上記ハブの内周面に全周に亙って形成した段差面と、内径側部分を上記内側係止溝に係止すると共に、上記スプライン孔とスプライン軸とのスプライン係合部に軸方向に亙る摺動運動が生じて上記ハブと上記駆動軸部材とが軸方向に亙り互いに離れる方向に相対変位した場合に、その外径側部分を上記段差面に当接させる事により上記ハブと駆動軸部材との分離防止を図る弾性材製の止め輪と、上記ハブと上記駆動軸部材との間で弾性的に挟持される事により、上記スプライン係合部を密封する弾性材製のシール部材とを備えた車輪駆動用車軸ユニットに於いて、上記ハウジング部の一端面で上記シール部材から外れた部分に、上記スプライン係合部に軸方向に亙る摺動運動が生じて上記ハブと上記駆動軸部材とが軸方向に亙り互いに近付き合う方向に相対変位する場合にこのハブの他端面と当接する当接面部を設けており、この当接面部と上記ハブの他端面との軸方向に亙る間隔の最大値を、上記シール部材に過大な荷重を加えない範囲で定める微小量に規制する事により、上記ハブと駆動軸部材との軸方向に亙る相対変位量を微小にしている事を特徴とする車輪駆動用車軸ユニット。
IPC (2件):
F16C 19/18 ,  B60B 35/18
FI (2件):
F16C 19/18 ,  B60B 35/18 A
Fターム (9件):
3J101AA02 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA73 ,  3J101BA77 ,  3J101EA37 ,  3J101EA49 ,  3J101GA03

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