特許
J-GLOBAL ID:200903025501969590

磁気記録媒体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-154680
公開番号(公開出願番号):特開平11-003520
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 固定信号のランダム性をさらに改良し、簡易に提供することである。【解決手段】 本発明は、非磁性基体15上に形成された第1の磁性層16に任意の信号を記録し、この上に磁性粉末材料を用いた磁性塗料19を塗布・直流磁界により配向・乾燥することにより第2の磁性層21を形成する。第3の磁性層26を形成する前に第1の磁性層に記録された任意の信号を、直流もしくは、交流磁界による配向により消去し、その後、第2の磁性層21の上から残留磁化の極性が反転する。これにより、得られる信号を磁気記録し、磁性粉末材料を用いた磁性塗料を塗布・直流磁界による配向・乾燥する。この結果、書き換えのできない固定信号のランダム性をさらに改善・向上でき、製造方法や読み取り方法も簡易に提供出来ることを見い出した。
請求項(抜粋):
非磁性基体上に、少なくとも1種以上の磁性材料粉末を積層してなる磁気記録媒体の製造方法であって、前記非磁性基体上に磁性材料粉末を用いた磁性塗料を塗布・直流磁界による配向・乾燥することにより第1の磁性層を形成する工程と、その第1の磁性層の上に残留磁化の極性が反転することにより得られる信号を磁気記録する工程と、この記録された第1の磁性層の上に磁性材料粉末を用いた磁性塗料を塗布し、直流磁界による配向処理を施し、乾燥することにより、第2の磁性層を形成する工程と、次に、直流もしくは交流磁界により、前記第1の磁性層に磁気記録した信号を消去し、その後、前記第2の磁性層の上から残留磁化の極性が反転することにより得られる信号を磁気記録し、その上に磁性材料粉末を用いた磁性塗料を塗布し、直流磁界による配向処理を施し、乾燥・固化を行うことにより、第3の磁性層を形成し、書き換えができない固定信号を持つ工程とを備えたことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
IPC (5件):
G11B 5/80 ,  G11B 5/716 ,  G11B 5/84 ,  G11B 5/845 ,  G11B 19/04 521
FI (5件):
G11B 5/80 ,  G11B 5/716 ,  G11B 5/84 Z ,  G11B 5/845 Z ,  G11B 19/04 521

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