特許
J-GLOBAL ID:200903025505151699

軒裏の防火通気構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤原 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060416
公開番号(公開出願番号):特開平11-241434
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】所定の通気性能と耐火性能とを達成して軒内部への延焼を有効に防止し、かつ簡便に施工しうる軒裏の防火通気構造を提供すること。【構成】不燃材からなる鼻隠し材10及び軒天材11の接合位置で、軒天材側に軒先防火通気金物1が介装され、軒先防火通気金物は、断面略コ字形に形成され、その両フランジ部2、3に通気用のスリットが桁行方向に沿って多数個穿設されるとともに、下部フランジ部3及びウェブ部4の内表面には、各々不燃系発泡材6が桁行方向に連続して固定されており、平常時には、軒先防火通気金物と軒天材との間の空間及び軒内部30側と軒外部31側の各スリットからなる通気経路を介して、軒外部と、軒内部及び小屋裏32との間で通風換気がなされ、火災時には、不燃系発泡材が膨張することにより通気経路を遮蔽する軒裏の防火通気構造において、軒先防火通気金物の軒内部側に配設される木部12、14表面を遮蔽用不燃材で被覆してなる。
請求項(抜粋):
不燃材からなる鼻隠し材と、不燃材からなる軒天材との接合位置で、軒天材側に軒先防火通気金物が介装され、当該軒先防火通気金物は、断面略コ字形に形成され、その両フランジ部に通気用のスリットが桁行方向に沿って多数個穿設されるとともに、下部フランジ部及びウェブ部の内表面には、各々不燃系発泡材が前記桁行方向に連続して固定されており、平常時には、前記軒先防火通気金物と前記軒天材との間の空間及び軒内部側と軒外部側の前記各スリットからなる通気経路を介して、軒外部と、軒内部及び小屋裏との間で通風換気がなされ、火災時には、前記不燃系発泡材が膨張することにより前記通気経路を遮蔽する軒裏の防火通気構造において、前記軒先防火通気金物の軒内部側に配設される木部表面を遮蔽用不燃材で被覆してなることを特徴とする軒裏の防火通気構造。
IPC (4件):
E04B 1/94 ,  E04B 1/70 ,  E04B 9/02 ,  E04D 13/152
FI (5件):
E04B 1/94 G ,  E04B 1/94 T ,  E04B 1/70 E ,  E04D 13/152 Z ,  E04B 5/60 F
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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