特許
J-GLOBAL ID:200903025520102300

M-EDTA製剤とその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-512342
公開番号(公開出願番号):特表平8-503400
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】ミノサイクリンとEDTAの混合物からなる医療用組成物(M-EDTA)と、この組成物を用いてカテーテル開口部を開口しておく方法を開示した。また、M-EDTA溶液を使用して、ポリサッカリド濃度が高いグリコカリックス形成物(グリコカリックス・ブドウ球菌株の微生物など)を阻害する方法も開示した。ミノサイクリン、EDTAまたはその両方を含有する溶液によって医療用装置を前処理し、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌などの感染性微生物の付着を防止することもできる。この組成物によって、ポリサッカリド濃度が高いグリコカリックスの形成物を分解したり、予防することができる。グリコカリックスが形成されている、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌による感染症を、M-EDTA溶液で治療する方法も開示した。ミノサイクリンとEDTAは、生理食塩水などの薬理的に許容できる担体溶液中に溶解することができる。
請求項(抜粋):
微生物の増殖に対する耐性を持ち、かつ、EDTAとミノサイクリンの少なくとも一つによってコートされている移植可能な医療用装置。
IPC (6件):
A61L 29/00 ,  A01N 37/44 ,  A61L 31/00 ,  A61M 25/00 440 ,  A61M 25/00 464 ,  A01N 47:12

前のページに戻る