特許
J-GLOBAL ID:200903025525301921

磁気軸受制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042570
公開番号(公開出願番号):特開平9-236122
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 回転体を所定位置に支承する磁気軸受制御装置において、高速回転体の前廻り後廻りの固有振動数が変化する場合においても、その曲げ固有振動数を十分減衰させかつ高剛性を得ることを目的とする。【解決手段】 主回路とは別に、回転体の位置信号をセンサ回路1から入力し、回転体の前廻り後廻りの固有振動数範囲をほとんど位相を変化させることなくとりだす帯域通過フィルタ5と、その出力信号にゲイン回路6はゲイン調整を施すとともに、固有振動数より低い周波数成分を減衰させるノッチフィルタ回路B7に出力する。このノッチフィルタ回路B7の出力信号を加算回路8を通じて主回路に正帰還させることにより、固有振動数が変化する場合においても十分な減衰効果を得られる。
請求項(抜粋):
回転体の位置を検出するセンサと、該センサ信号により電磁石に流す電流を制御する回路と、前記回転体を所定の位置に設定する電磁石から構成され、外乱による回転体の振動を極力抑制し、高速で回転する回転体を高剛性に支持する必要がある磁気軸受制御装置において、前記センサ信号から回転体の固有振動数成分を減衰させるノッチフィルタ回路Aと、この出力と回転体の位置基準信号の差を演算する偏差回路と、該偏差信号を位相補償する位相補償回路からなる主回路と、前記センサ信号から回転体の固有振動数の前廻り後廻りを含む周波数範囲の成分をとりだすとともに、該周波数範囲内で位相の進みおよび遅れを抑える機能を有した帯域通過フィルタと、この出力信号のゲイン調整をするゲイン回路と、ゲイン調整された信号に対して回転体の固有振動数より低い周波数成分を減衰させるノッチフィルタ回路Bからなる第2回路と、前記主回路の出力と第2回路の出力を加算する加算回路を有することを特徴とする磁気軸受制御装置。
IPC (2件):
F16C 32/04 ,  B60L 13/06
FI (2件):
F16C 32/04 A ,  B60L 13/06

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