特許
J-GLOBAL ID:200903025528558907

ディジタル情報保護システム及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-091023
公開番号(公開出願番号):特開平7-297820
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 プライバシを侵害すること無く情報の不正使用を防止できるディジタル情報保護システム及びその方法を提供する。【構成】 情報センタ装置1から端末装置2に情報を受信する際には暗号化された情報受信して情報蓄積部23に蓄積しておき、情報を使用する際に端末装置2から情報センタ装置1に乱数発生部24によって発生した乱数を送信して情報を復号する復号用鍵を要求し、情報センタ装置1から乱数と復号鍵を端末秘密鍵によって暗号化して端末装置2に送信する。端末装置2では乱数と復号鍵を復号して送信した乱数と受信した乱数を照合し、照合の結果これらが一致したときにディジタル情報の復号を行い、乱数と復号用鍵を消去する。
請求項(抜粋):
共通鍵暗号方式により暗号化された音声、音楽、映像、文字の少なくとも一つからなるディジタル情報を情報センタ装置から通信回線を経由して受信し端末装置に蓄積して利用の都度、前記端末装置から情報センタ装置に復号鍵を要求するディジタル情報保護システムであって、前記情報センタ装置は、ディジタル情報を蓄積する情報蓄積手段と、端末装置との通信を行なう通信制御手段と、複数の端末装置を一意に特定する端末識別番号と端末秘密鍵とを対応させて格納する秘密鍵群蓄積手段と、情報の暗号化用鍵及び復号用鍵を生成する鍵生成手段と、前記暗号化用鍵を用いてディジタル情報を暗号化する暗号化手段と、前記端末装置から要求のあったディジタル情報を前記暗号化手段により暗号化して前記端末装置に送信する情報送信手段と、前記端末装置から復号用鍵の要求があったときに、該端末装置から受信した乱数及び前記復号用鍵を該端末装置に対応する前記端末秘密鍵を用いて暗号化して前記端末装置に送信する復号鍵送信手段とを備え、前記端末装置は、前記情報センタ装置との通信を行なう通信制御手段と、前記端末識別番号を格納する端末識別番号蓄積手段と、ディジタル情報を蓄積する情報蓄積手段と、乱数データを発生する乱数発生手段と、前記情報センタ装置に対して前記復号鍵を要求する際に前記乱数データを前記情報センタ装置に送信する復号鍵要求手段と、前記発生した乱数データと前記情報センタ装置から受信した乱数データの値を照合する照合手段と、端末装置の秘密鍵を格納する秘密鍵蓄積手段と、前記照合手段の照合結果に基づいて、前記秘密鍵を用いて前記復号用鍵及びディジタル情報を復号する復号手段と、少なくとも前記乱数発生手段、照合手段、秘密鍵蓄積手段、復号手段を秘密保護する保護手段を備えることを特徴とするディジタル情報保護システム。
IPC (3件):
H04L 9/06 ,  H04L 9/14 ,  G09C 1/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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