特許
J-GLOBAL ID:200903025538360889

走行作業機の操向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275657
公開番号(公開出願番号):特開平9-202258
出願日: 1994年11月17日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 走行作業機の左右の走行クローラの速度及び回転方向を任意に無段階にて調節できる操向装置の構造を簡単化する。【解決手段】 左右の走行クローラへの出力軸21a,21bに動力伝達させるための伝達機構を、太陽歯車40と遊星歯車39とリングギヤ42とらなる左右一対の遊星変速機構により構成し、太陽歯車40には、第1油圧ポンプ33と第1油圧モータ34とから成る走行用の油圧式駆動手段からの動力を伝達する一方、第2油圧ポンプ36と第2油圧モータ37とから成る旋回用の油圧式駆動手段からの動力を、各遊星歯車に噛み合う一対のリングギヤ42,42に、その回転方向が互いに反対となる状態で伝達可能とする。このミッションケース30に前記2対の油圧ポンプ及び油圧モータを装着するに際して、第1油圧ポンプ33と第2油圧ポンプ36とを一直線状に配置し、共通軸70を介してエンジンからの動力を入力させる。
請求項(抜粋):
油圧ポンプと油圧モータとから成る走行用の油圧式駆動手段からの動力を、左右一対の遊星変速機構を介して走行作業機における左右一対の走行クローラへの出力軸に伝達させるように構成する一方、油圧ポンプと油圧モータとから成る旋回用の油圧式駆動手段からの動力を、前記一方の遊星変速機構と他方の遊星変速機構とに互いに逆方向の回転を付与するように伝達し、前記走行用及び旋回用の両油圧式駆動手段の出力調節量に応じて、直進走行から一方の走行クローラと他方の走行クローラとの回転方向が互いに逆となる旋回動作までを無段階調節可能に構成する一方、前記走行用及び旋回用の両油圧式駆動手段の油圧ポンプ及び油圧モータを、前記伝達機構を内蔵するミッションケースに装着すると共に、1つの共通軸を介して原動機からの動力を両油圧ポンプに伝達するように構成したことを特徴とする走行作業機の操向装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭61-215127
  • 特開昭53-096131
  • 特開平3-169745
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-215127
  • 特開昭61-215127

前のページに戻る