特許
J-GLOBAL ID:200903025538863147

自動車の差動制限装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-003171
公開番号(公開出願番号):特開平6-206458
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 車両のデファレンシャルの差動制御を通して、車両の走行状態の全体にわたって所望のステア特性を得る。【構成】アンダーステア傾向の場合には、コントロールユニット22は、差ΔΨU に基づいて差動制限力修正を行う。差ΔΨU が増大するのに応じてセンタデフ12、フロントデフ19及びリヤデフ20の順で差動制限力を高めるように補正する。これによって先ず後輪の横力に対する抵抗力が小さくなってややオーバステア傾向に修正される。実ヨーレイト値ΨR が目標ヨーレイトΨT よりも大きい場合であって差ΔΨO が所定値より大きい場合には、各デフ19、12及び20の差動制御を禁止する。比較的小さなオーバステア傾向の場合には、差ΔΨO が大きくなるのに応じてセンタデフ12、フロントデフ19及びリヤデフ20の順で差動制限力FC、FF及びFRの順で差動制限力を高める。
請求項(抜粋):
車軸間に設けられた車軸間デファレンシャルと、車輪間に設けられた車輪間デファレンシャルと、車両の走行状態を検出して前記車軸間、及び車輪間デファレンシャルを制御するための所定のパラメータを設定するパラメータ設定手段と、該パラメータに基づいて車両の目標ヨーレイトを設定する目標ヨーレイト設定手段と、走行中の車両のヨーレイトを検出するヨーレイト検出手段と、前記目標ヨーレイトとヨーレイト検出手段により検出される実ヨーレイトとの差に基づいて前記車軸間、及び車輪間デファレンシャルの差動制限を行う差動制限手段とを備えた自動車の差動制限装置。
IPC (2件):
B60K 17/35 ,  B60K 23/04

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