特許
J-GLOBAL ID:200903025541524493

ミスマッチ修復グリコシラーゼ反応性部位を同定する方法、化合物およびそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-532560
公開番号(公開出願番号):特表2002-504352
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2002年02月12日
要約:
【要約】本出願は、標的DNA配列における変異を同定する方法を開示する。本方法は、以下の工程を含む:(a)標的DNA配列をコントロールDNA配列とハイブリダイズさせる工程であって、ここで、このコントロールDNA配列が野生型DNA配列であり、標的DNA配列に対応して二重鎖を形成する、工程;(b)この二重鎖を処理して、いかなる自然発生性のアルデヒドをも除去する、工程;(c)この二重鎖を修復グリコシラーゼと反応させて、この二重鎖中のいかなるミスマッチ部位をも、アルデヒド含有無塩基部位を含む反応性部位へと変換する、工程;(d)この反応性部位に共有結合するために十分な時間および条件下で、該二重鎖を式X-Z-Yの化合物と反応させる工程であって、ここで、Xは検出可能部分であり、YはNHNH2、O-NH2、またはNH2であり、そしてZは、炭化水素、アルキルヒドロキシ、アルキルエトキシ、アルキルエステル、アルキルエーテル,アルキルアミド、またはアルキルアミンであり、Zは、置換されていてもよく、または置換されていなくてもよく、そしてZは、切断可能な基を含み得る、工程;(e)結合された化合物を検出して、ミスマッチ部位を同定する、工程;(f)どこでこのミスマッチが生じるかを決定する、工程;ならびに(g)このミスマッチが変異であるか、または多型であるかを決定する、工程。
請求項(抜粋):
標的DNA配列における変異を同定する方法であって、以下: (a)該標的DNA配列をコントロールDNA配列とハイブリダイズさせる工程であって、ここで、該コントロールDNA配列が野生型DNA配列であり、該標的DNA配列に対応して二重鎖を形成する、工程; (b)該二重鎖を処理して、いかなる自然発生性のアルデヒドをも除去する、工程; (c)該二重鎖を修復グリコシラーゼと反応させて、該二重鎖中のいかなるミスマッチ部位をも、アルデヒド含有無塩基部位を含む反応性部位へと変換する、工程; (d)該反応性部位に共有結合するために十分な時間および条件下で、該二重鎖を式X-Z-Yの化合物と反応させる工程であって、ここで、Xは検出可能な部分であり、YはNHNH2、O-NH2、またはNH2であり、そしてZは、炭化水素、アルキルヒドロキシ、アルキルエトキシ、アルキルエステル、アルキルエーテル,アルキルアミド、またはアルキルアミンであり、Zは、置換されていてもよく、または置換されていなくてもよく、そしてZは、切断可能な基を含み得る、工程; (e)結合された化合物を検出して、ミスマッチ部位を同定する、工程; (f)どこで該ミスマッチが生じるかを決定する、工程;ならびに (g)該ミスマッチが変異であるか、または多型であるかを決定する、工程を包含する、方法。
IPC (6件):
C12Q 1/68 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/566 ,  C07D311/16 101 ,  C07D311/82 ,  C07D495/04 103
FI (6件):
C12Q 1/68 A ,  G01N 33/53 M ,  G01N 33/566 ,  C07D311/16 101 ,  C07D311/82 ,  C07D495/04 103
Fターム (23件):
4B063QA01 ,  4B063QA17 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR14 ,  4B063QR41 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02 ,  4C062EE27 ,  4C062HH21 ,  4C071AA01 ,  4C071BB01 ,  4C071CC02 ,  4C071CC21 ,  4C071DD06 ,  4C071EE13 ,  4C071FF04 ,  4C071GG06 ,  4C071LL01

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