特許
J-GLOBAL ID:200903025547197419

自動閉鎖傘

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-286993
公開番号(公開出願番号):特開2003-093122
出願日: 2001年09月20日
公開日(公表日): 2003年04月02日
要約:
【要約】【課題】 はじき無しの自動閉鎖傘を提供する。【解決手段】 自動閉鎖傘の骨アセンブリ2は、中心シャフト1に形成される上ノッチ20と多数の拡張骨24との間に回動自在に取り付けられた多数のトップ骨21を有している。拡張骨は、シャフトにスライド自在に保持されたランナ25に、回動自在に、傾斜して取り付けられている。トップ骨は、傘を開いているときには、放射状に弓状に蓮花形状の配列を形成するように湾曲し、これにより、ランナおよび骨アセンブリを重力によって下降することがないように持ち上げるための、ランナ上に作用する上向きの分力Frが形成される。ランナを下降しはじめて傘を閉じるときには、蓮花形状の配列をなすように展開したトップ骨は、傘を自動的に閉じるための閉鎖用スプリングとして機能する。
請求項(抜粋):
中心シャフト(1)と、骨アセンブリ(2)と、前記骨アセンブリ(2)上に取り付けられる傘地(3)と、を有する自動閉鎖傘であって、前記中心シャフト(1)は、下部に形成されたグリップ(12)を有し、前記骨アセンブリ(2)は、前記中心シャフト(1)に形成された上ノッチ(20)にインナアダプタ(21a)を介して回動自在に取り付けられる多数のトップ骨(21)と、ジョイント部材(22)を介して前記トップ骨(21)に接続される多数のアウタ骨(23)と、前記ジョイント部材(22)と前記中心シャフト(1)にスライド自在に保持されたランナ(25)との間に回動自在に取り付けられる多数の拡張骨(24)と、を含み、前記拡張骨(24)のそれぞれは、傘を開いているときには前記ランナ(25)より下方の前記中心シャフト(1)との間に鋭角(A)を形成し、前記インナアダプタ(21a)のそれぞれは、前記中心シャフト(1)上の前記上ノッチ(20)に回動自在に連結され、前記インナアダプタ(21a)のそれぞれに、一対の前記トップ骨(21)の内方が接続され、前記一対のトップ骨(21)は、前記インナアダプタ(21a)から二又に分岐して外方に向けて伸び、相互に隣接する2つの前記ジョイント部材(22)に接続され、これに相応して、前記ジョイント部材(22)のそれぞれは、相互に隣接する2つの前記インナアダプタ(21a)から導かれた2つの前記トップ骨(21)が接続される内端部(221)を有してなり、前記ランナ(25)を持ち上げて前記骨アセンブリ(2)を展開して傘を開くと、前記複数のトップ骨(21)は、蓮花形状の配列を形成するように放射状に弓状に湾曲して、引張力を生じて前記複数の拡張骨(24)および前記ランナ(25)に作用するスプリングエネルギを保存し、前記ランナ(25)および前記骨アセンブリ(2)の重力による下降を防止して傘を安定して開いておくために前記ランナ(25)上に上向きに作用する分力(Fr)を生じさせ、前記分力(Fr)に抗して当該分力(Fr)を開放するために前記ランナ(25)を下降し始めると、前記複数のトップ骨(21)が前記骨アセンブリ(2)を引き込めるように復元して傘が自動的に閉鎖してなる自動閉鎖傘。
Fターム (1件):
3B104TA04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭52-022298

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