特許
J-GLOBAL ID:200903025547365982

臨床用自動分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-261789
公開番号(公開出願番号):特開平8-101214
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 洗浄液を設置する場所を少なくするとともに、1つの洗浄液を複数の部材の洗浄に利用できるようにして洗浄液の無駄を少なくする。【構成】 試料分注位置でサンプラー16のノズルにより洗浄用原液容器17から洗浄用原液を吸引して反応セル12に吐出し、その反応セル12を第1試薬分注位置に位置付けてディスペンサ26aのノズルから水を吐出して希釈洗浄液を調製した後、そのディスペンサ26aのノズルで希釈洗浄液の吸引・吐出してディスペンサ26aのノズルの先端外壁と内壁を洗浄する。その後、その希釈洗浄液の入った反応セル12を撹拌位置や第2試薬分注位置に位置付けて撹拌プローブや第2のディスペンサ26bのノズルも洗浄する。
請求項(抜粋):
洗浄して再生使用される反応容器が配列されて搬送される反応ラインに沿って、試料液をノズルで吸引して反応容器へ吐出するとともに、複数種の試料液について共通に使用される試料用ピックアップ式分注器、分析試薬液をノズルで吸引して反応容器へ吐出するとともに、複数種の分析試薬液について共通に使用される少なくとも1台の分析試薬用ピックアップ式分注器、及び試料液と分析試薬液が反応容器内に吐出されて調製された反応液を撹拌して均一に混合する撹拌プローブが少なくとも配置された自動分析装置において、試料用又は分析試薬用の1つの分注器のノズルの移動軌跡上に洗浄用原液を収容した原液容器が設置されており、この自動分析装置の動作を制御する制御部は、原液容器が設置されている分注器のノズルで洗浄用原液を吸引して反応容器に吐出することによりそのノズルの洗浄を行ない、他の1つの分注器のノズルについては洗浄用原液を入れた前記反応容器をその分注器による分注位置に位置付けてそのノズルから水を吐出してその反応容器内で希釈洗浄液を調整するとともに、そのノズルに希釈洗浄液を吸引して再びその反応容器に吐出することによりそのノズルの先端外壁及び内壁の洗浄を行ない、さらに他の分注器のノズルがあるときは希釈洗浄液の入った前記反応容器をその分注器による分注位置に位置付けて同様にしてそのノズルに希釈洗浄液を吸引して再びその反応容器に吐出することによりそのノズルの先端外壁及び内壁の洗浄を行ない、撹拌プローブについては希釈洗浄液の入った前記反応容器を反応液の混合撹拌位置に位置付けて希釈洗浄液中にその撹拌プローブを浸漬させることにより撹拌プローブの洗浄を行なう洗浄制御部を備えていることを特徴とする臨床用自動分析装置。

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