特許
J-GLOBAL ID:200903025552279784

エレベータ用非常止め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-272633
公開番号(公開出願番号):特開平6-115847
出願日: 1992年10月12日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】高速化するエレベータに対応できる軽量で信頼性高い非常止め装置を提供する。【構成】鋳鉄製の制動子5の摺動面に、熱伝導度の高い銅を主成分とする材料で作ったピン8を打ち込み、摩擦熱を制動子5の内部に伝え、摺動時に摺動面の溶融を防ぎ、摩擦係数を高めた。【効果】銅を主成分とする材料で作ったピンの周辺の摺動面は、摺動時に溶融せず、従来構造の制動子に比べ2〜3倍の摩擦係数を示す。その結果、装置が軽量となり、乗客人数のアップ,消費エネルギの節約が可能となった。
請求項(抜粋):
昇降路壁に設置されたエレベータ用ガイドレールに水平に対向するよう配置された制動子を有するエレベータ用非常止め装置において、前記制動子が鋳鉄で作られており、前記制動子には銅を主成分とする材料で作られたピンを圧入、もしくは焼きばめ、もしくは冷しばめされており、前記制動子の摺動面が前記制動子の材料と前記ピンの端面とで構成されていることを特徴とするエレベータ用非常止め装置。

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