特許
J-GLOBAL ID:200903025552952055

有害成分含有物の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-145278
公開番号(公開出願番号):特開平11-333419
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 有害成分を多量に含有する廃棄物を単一の回転処理炉で加熱し炭化処理して排出する場合、分解した有害成分が加熱処理炉内に充満し、残渣がこれを吸収するため、炭化処理物を再利用することは難しく、また炭化物を即利用可能に取り出すことはできない。【解決手段】 被処理物とアルカリ物質の処理剤とを加熱処理炉10で加熱処理してハロゲン物質等の有害成分を分解析出すると同時に処理剤と反応させて無害な塩化物を生成することで、発生ガス及び残渣を無害化する。無害化処理された被処理物を別の加熱処理炉20で炭化(灰化)処理して減容化し、溶解槽36に排出して溶解し、これを脱水手段37内の多孔質容器37b内に入れて脱水し、有害成分の含まない炭化物を取り出して燃料としての再利用を可能とする。
請求項(抜粋):
一端の供給口側から供給した被処理物を撹拌し、他端の排出口側に移動させる手段を有する円筒体と、この円筒体の外部から加熱する加熱手段とを備えた加熱処理炉を少なくとも二基設けて一方の加熱処理炉で被処理物から有害成分を分解析出するとともに、アルカリ物質からなる処理剤と反応させて分解反応処理を行い、この分解反応処理後の被処理物を他方の加熱処理炉で炭化又は灰化等の減容化処理を行うとともに、減容化処理した被処理物を溶液に溶解し、これを多孔質容器に入れて脱水手段で固形物と液体とを分離し、固形物は多孔質容器ごと取り出すようにしたことを特徴とする有害成分含有物の処理装置。
IPC (2件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB
FI (3件):
B09B 3/00 302 F ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 H

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