特許

J-GLOBAL ID：200903025554386758

撮像装置

発明者： 野田 勝 ,  西沢 明仁
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 作田 康夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-228233
公開番号（公開出願番号）：特開2001-054133
出願日： 1999年08月12日
公開日（公表日）： 2001年02月23日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】輝度信号に対する処理を色信号に対する処理と独立させて行い、色再現及び輝度再現を向上でき、かつ、色信号が輝度信号に及ぼす副作用を低減できる撮像方法を提供する。【解決手段】広帯域輝度信号(YW)に対して低域赤色信号(RL)と低域青色信号(BL)を作用させて、低域成分が緑色信号成分に置換されたG置換輝度信号(YG)を生成する第1の演算手段2と、ガンマ補正手段4を通過した(YG)と(RL)と(BL)から輝度信号を再合成する第2の演算手段5と、ガンマ補正手段を通過した(RL)と(GL)と(BL)を組み合わせて色差信号を生成する第3の演算手段6とを具備し、第1の演算手段において(YW)の低域成分を(YG)に置換する率を0から1の間で選定し、第2の演算手段は、第1の演算手段の逆演算式に基づいた演算によって(YG)と(RL)と(BL)から輝度信号を再合成する。

請求項（抜粋）：

導入された光信号に感応する少なくとも3種類の光電変換画素を配列してなる撮像素子と、該撮像素子から得られる画素信号から広帯域輝度信号(YW)と低域赤色信号(RL)と低域緑色信号(GL)と低域青色信号(BL)を生成する信号生成回路とを含む光電変換手段と、該光電変換手段から得られる広帯域輝度信号(YW)に対して該光電変換手段から得られる低域赤色信号(RL)と低域青色信号(BL)を作用させて、低域成分の一部又は全部が緑色信号成分に置換されたG置換輝度信号(YG)を生成する第1の演算手段と、該光電変換手段から得られる低域赤色信号(RL)と低域青色信号(BL)のそれぞれに対して利得調節して白バランスを補正する白バランス利得調節手段と、該G置換輝度信号(YG)と該白バランス利得調節手段を通過した低域赤色信号(RL)と同じく該白バランス利得調節手段を通過した低域青色信号(BL)と該光電変換手段から得られる低域緑色信号(GL)の4種の信号のそれぞれに対してガンマ補正を行うガンマ補正手段と、該ガンマ補正手段を通過した前記4種の信号の内のG置換輝度信号(YG)と低域赤色信号(RL)と低域青色信号(BL)から輝度信号を再合成する第2の演算手段と、該ガンマ補正手段を通過した該4種の信号の内の低域赤色信号(RL)と低域緑色信号(GL)と低域青色信号(BL)を組み合わせて色差信号を生成する第3の演算手段と、を具備する撮像装置において、該第1の演算手段において広帯域輝度信号(YW)の低域成分の一部又は全部を緑色信号成分に置換する該置換率は0から1の間で選定される値であり、該第2の演算手段は、前記第1の演算手段の逆演算式に基づいた演算によってG置換輝度信号(YG)と低域赤色信号(RL)と低域青色信号(BL)から輝度信号を再合成することを特徴とする撮像装置。

IPC (4件)：

H04N 9/64 ,  H04N 9/07 ,  H04N 9/67 ,  H04N 9/69

FI (4件)：

H04N 9/64 R ,  H04N 9/07 C ,  H04N 9/67 D ,  H04N 9/69