特許
J-GLOBAL ID:200903025555227920

内燃機関のPCV装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318608
公開番号(公開出願番号):特開平7-166835
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】ブローバイガス通路を確実に加温し、もって、該通路の凍結を確実に防止する。【構成】スーパーチャージャー9及びスロットル弁はエンジン本体1から離れた吸気パイプ3途中に設けられている。ブローバイガスパイプ21は、クランク室1aと吸気パイプ3のスロットル弁上流部分とを連通する。ラジエータ32とスロットルボディ5とを連通するスロットルボディ冷却パイプ42及びスロットルボディ5とエンジン本体1内とを連通する保温パイプ43が設けられる。保温パイプ43はブローバイガスパイプ21を被覆する。冷却水はラジエータ32からスロットルボディ冷却パイプ42を通って保温パイプ43を流れ、保温パイプ43を通過する冷却水によりブローバイガスパイプ21が加温される。保温パイプ43は、スロットルボディ5とエンジン本体1とを連結する程度の長さで構成でき、著しく長くなることにより冷却水の加温性能が低下するのが抑制される。
請求項(抜粋):
内燃機関本体に対し、別体で離間配置された補機類と、前記内燃機関本体の吸気通路の途中に設けられたスロットル弁と、前記内燃機関本体を冷却すべく、前記内燃機関本体を循環する冷却水を冷却するためのラジエータと、前記内燃機関本体のクランク室と前記吸気通路とを連通するブローバイガス通路と、前記ブローバイガス通路の途中に介設され、切換により前記クランク室からの放出ガスを再度前記内燃機関本体の吸気側に戻すことを許容又は禁止するPCVバルブと、前記内燃機関本体に設けられたウォータポンプの駆動により、前記内燃機関本体から前記ラジエータへ冷却水を流入させるべく、前記内燃機関本体と前記ラジエータとを連通する主冷却水流入通路と、前記ラジエータから前記内燃機関本体へ冷却水を流出させるべく、前記内燃機関本体と前記ラジエータとを連通するとともに、その途中には前記冷却水の流出又は遮断を切換えるためのサーモスタットを有する主冷却水流出通路とを備え、かつ、前記ラジエータと前記スロットル弁との距離が、前記スロットル弁と前記内燃機関本体との距離よりも小さい内燃機関のPCV装置であって、前記主冷却水流出通路及び主冷却水流入通路とは別に、前記内燃機関本体と前記ラジエータとを連通するとともに、前記ブローバイガス通路に近接配置された副冷却水流出通路を設けたことを特徴とする内燃機関のPCV装置。
IPC (2件):
F01M 13/00 ,  F01P 3/20

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