特許
J-GLOBAL ID:200903025555733591

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225444
公開番号(公開出願番号):特開平8-294278
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【課題】 簡単な回路構成によりダイオードブリッジに入力する交流電力の力率を改善する。【解決手段】 交流電源1からの交流電圧をダイオードブリッジ2で全波整流し、その整流出力をスイッチング素子4がオンの時にトランス3の1次巻線Npに加える。それにより、2次巻線Nsに誘起される電圧を整流平滑回路16で整流・平滑して直流出力電圧Vout を出力する。スイッチング素子4がオフになると、オン時に整流平滑回路16のインダクタ13に蓄えられたエネルギーがその1次チョーク巻線NLpから取り出され、整流回路(ダイオードD1)を通して大容量のコンデンサC2を充電し、その電圧が所定値になると第2のダイオードD2を通じてトランス3の1次巻線Npにダイオードブリッジ2の出力と共に印加される。その結果、ダイオードブリッジ2の出力電流は脈流の谷間の期間にも流れ、交流電圧のゼロ付近でも交流電流が流れることになり、力率が改善される。
請求項(抜粋):
交流入力を全波整流するダイオードブリッジ(2)と、このダイオードブリッジの出力端子(a,b)間にスイッチング素子(4)と直列に1次巻線(Np)が接続されたトランス(3)と、該トランスの2次巻線(Ns)に発生する交流電圧を整流及び平滑して出力する整流平滑回路(16)と、該整流平滑回路の出力電圧に応じて前記スイツチング素子(4)のオン・オフを制御する制御回路(5)とを備えたスイッチング電源装置において、前記整流平滑回路(16)を、前記トランス(3)の2次巻線(Ns)に発生する電圧を整流するダイオード(7)と、その整流電圧を充電して平滑するコンデンサ(10)と、1次チョーク巻線(NLp)と2次チョーク巻線(NLs)を有し、その2次チョーク巻線(NLs)を前記コンデンサ(10)の充電回路に直列に介挿したインダクタ(13)と、該インダクタに蓄えられたエネルギーを前記コンデンサ(10)を通して放出させる回路を形成する転流用ダイオード(9)とによって構成し、前記ダイオードブリッジ(2)の負側出力端子(b)にアノードを接続し、前記インダクタ(13)の1次チョーク巻線(NLp)の一端(h)にカソードを接続した第1のダイオード(D1)と、前記インダクタ(13)の1次チョーク巻線(NLp)の他端(g)と前記ダイオードブリッジ(2)の負側出力端子(b)との間に接続したコンデンサ(C2)と、前記インダクタ(13)の1次チョーク巻線(NLp)の他端(g)にアノードを接続し、前記ダイオードブリッジ(2)の正側出力端子(a)とトランス(3)の1次巻線(Np)との接続点にカソードを接続した第2のダイオード(D2)と、を設けたことを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (4件):
H02M 7/06 ,  H02J 1/00 304 ,  H02M 3/28 ,  H02M 7/217
FI (4件):
H02M 7/06 A ,  H02J 1/00 304 E ,  H02M 3/28 H ,  H02M 7/217
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • スイッチング電源装置の力率改善回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-113133   出願人:ネミック・ラムダ株式会社
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-003784   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平3-273865
全件表示
審査官引用 (8件)
  • スイッチング電源装置の力率改善回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-113133   出願人:ネミック・ラムダ株式会社
  • 特開平1-206872
  • 特公平5-086130
全件表示

前のページに戻る