特許
J-GLOBAL ID:200903025562193470

ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-066290
公開番号(公開出願番号):特開平8-261111
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 燃料噴射ノズルにおいて、初期噴射率を抑制し、黒煙排出の悪化を防ぎつつNOx排出及び燃焼騒音を低減することを目的とする。【構成】 ノズル本体1にリフト可能となるよう内設されたニードルバルブ2の先端部は、サック部4の内径に嵌挿された円柱状の小径部8に形成され、該小径部8は、ニードルリフト量が0のとき噴孔3を直接閉塞し、ニードルバルブが徐々にリフトするに従って噴孔3の有効面積を増加させる構成であるとともに、サック部4先端内側とノズル本体内の燃料通路を連通すべく、小径部8の基部全周にわたる周溝5と、該周溝5とサック部4先端内側を連通する燃料導入通路6に形成される。上記構成により、噴射初期における燃料噴射圧力の低下を防止でき、燃料の噴霧の粒径が小さくなり空気との混合気生成が促進され、エンジンの燃焼が改善される。
請求項(抜粋):
多噴孔燃料噴射ノズルにおいて、ノズル本体にリフト可能となるよう内設されたニードルバルブ先端は、ノズル本体先端のサック部内径に嵌挿された円柱状の小径部に形成され、該小径部は、ニードルバルブのリフト量が0のときサック部周壁の噴孔を直接閉塞し、リフトするに従って徐々に噴孔の開口面積を増加させる構成であるとともに、サック部先端内側とノズル本体内の燃料通路を連通すべく、小径部の基部全周にわたる周溝と、該周溝とサック部先端内側を連通する燃料導入通路とが設けられたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射ノズル。
IPC (2件):
F02M 61/10 ,  F02M 61/16
FI (3件):
F02M 61/10 F ,  F02M 61/10 Q ,  F02M 61/16 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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