特許
J-GLOBAL ID:200903025571115733

電子写真用有機感光体及びその下地処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-015702
公開番号(公開出願番号):特開平5-210258
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】レーザ光等の可干渉性単色光により静電潜像を記録する際の、アルミニウム支持体表面での反射光と感光層表面での反射光との干渉による画像の濃淡ムラを防止する。【構成】アルミニウム支持体(1)の表面に、下層および上層からなる2段の硫酸陽極酸化皮膜(3)(2)が形成される。下層皮膜(3)の皮膜密度が上層皮膜(2)の皮膜密度よりも高く設定され、支持体への入射光あるいは支持体からの反射光が上下皮膜の界面で不規則に屈折される。これら硫酸皮膜を介して有機物系材料からなる感光層(4)が形成される。下層皮膜(3)の皮膜密度が上層皮膜(2)の皮膜密度よりも高く設定される。皮膜密度は処理条件を変えることにより変化させることができる。
請求項(抜粋):
光源として可干渉性の単色光が用いられる電子写真用有機感光体であって、アルミニウム支持体(1)の表面に、下層および上層からなる2段の硫酸陽極酸化皮膜(3)(2)が形成されるとともに、下層皮膜(3)の皮膜密度が上層皮膜(2)の皮膜密度よりも高く設定され、かつこれら皮膜を介して有機物系材料からなる感光層(4)が形成されていることを特徴とする電子写真用有機感光体。
IPC (2件):
G03G 5/14 101 ,  G03G 5/00 101

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