特許
J-GLOBAL ID:200903025571140509

内燃機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-262713
公開番号(公開出願番号):特開平7-119516
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】燃料噴射装置において、燃料系内の経時変化や燃料性状変化に対処して燃料噴射の適正化を図るべく、常に適正な燃料圧送状態を把握する。【構成】エンジン3の燃料噴射ノズル4には、燃料噴射ポンプ1から同ノズル4までの燃料系内における燃料圧力を検出する圧力センサ47を設ける。燃料噴射ポンプ1には燃温センサ37を設ける。ECU71は、燃料の圧送開始から噴射開始までの間で、圧力センサ47の検出値に基づき平均燃料圧力変化率を演算し、燃温センサ37の検出値に基づき燃料体積弾性率を演算する。そして、ECU71はその平均燃料圧力変化率と燃料体積弾性率とに基づいて求められる燃料洩れ率により、噴射時期指令値及びスピル時期指令値を補正する。従って、噴射時期指令値及びスピル時期指令値には、燃料系の経時変化や燃料性状変化が適正に反映される。
請求項(抜粋):
燃料圧力により開弁されて内燃機関へ燃料を噴射するための燃料噴射ノズルと、前記燃料噴射ノズルへ燃料を圧送するための燃料噴射ポンプと、前記燃料噴射ポンプから前記燃料噴射ノズルまでの燃料系内における燃料圧力を検出するための燃料圧力検出手段と、前記燃料噴射ポンプから前記燃料噴射ノズルへ圧送される燃料の圧送開始から噴射開始までの間で、前記燃料圧力検出手段の検出結果に基づき、前記燃料圧力の変化率を演算するための燃料圧力変化率演算手段と、燃料の状態を検出するための燃料状態検出手段と、前記燃料状態検出手段の検出結果に基づき、燃料の体積弾性率を演算するための燃料体積弾性率演算手段と、前記燃料圧力変化率演算手段の演算結果と前記燃料体積弾性率演算手段の演算結果とに基づき、前記燃料噴射ポンプから前記燃料噴射ノズルへ圧送される燃料の圧送状態値を演算するための燃料圧送状態値演算手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
IPC (7件):
F02D 41/04 380 ,  F02D 41/04 385 ,  F02D 41/38 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 41/12 350 ,  F02M 63/00 ,  F02M 65/00 304
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-063650

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