特許
J-GLOBAL ID:200903025571464606

バス調停装置および映像入出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-322578
公開番号(公開出願番号):特開平10-161975
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 従来のバス調停装置では、デバイスそれぞれの特性に基づいた調停を行なうことが困難であった。【解決手段】 本発明ではデバイス登録部を設け、デバイス毎の転送方向や転送レートを逐一登録しておき、転送要求を受けた時点での入力側デバイスの転送量総和と出力側デバイス転送量総和を算出して、この2つが等しくなるようにデバイス割り当てを行ないバスの調停を行なう。転送量総和は転送レート・デバイス数・転送回数から求めることができる。さらに、このバス調停装置を用いた映像入出力装置では、データ読み出し側と、表示側でのデータ転送量が等しくすることが可能なため、途切れのない再映像生が実現でき、中間バッファメモリ量も少なくて済む。
請求項(抜粋):
バスに接続された複数のデバイスからのバス使用要求信号を入力とし、前記デバイスに使用許可信号を出力する調停手段と、前記デバイスそれぞれの転送方向と転送レートをあらかじめ格納しておくデバイス登録部と、前記調停手段におけるバス使用要求と前記デバイス登録部の情報を入力とし、前記デバイスが一定周期時間内に前記バスを使用する回数と順序の割り当てを行ない、前記調停手段に使用許可を出力する割当決定手段と、を備えるバス調停装置であって、前記割当決定手段は、前記デバイス登録部に格納されている転送方向と転送レートから、入力側のデバイスの転送量の総和と、出力側のデバイスの転送量の総和とが等しくなるように、許可回数と順序を決定しておくことを特徴とするバス調停装置。

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